顔 Face as a Leader

        「桃を描く」  ※制作videoは2週間後くらいにアップする予定です

ここ数日、アメリカ大統領選挙の関連でメディアに露出するカマラ・ハリス氏の顔を見ていると、候補者というより、もうすっかり「大統領の顔」になっている、と感じる。おそらく、もうトランプ氏は勝てないだろう。

トランプ氏の顔が大統領に見えてこないからである。「確トラ」が「もしトラ」に戻ってしまった。バイデン氏と並んでメディアに表示されていた時は、バイデン氏の方が「錆ついて」見えたが、形勢は変わったように見える。

メディアでの露出を見ているだけだから、実態など分からない。けれど、ABCとかCNNその他BBCなど日本でも普通に見られるし、逆に考えると、アメリカの多くの人々だって実際に彼らの顔を見ることなどほとんどないだろうから、sourceは似たり寄ったりではないだろうか。だから、どちらの顔が大統領に見えるか、という意識は軽くないと思う。

ちなみに、次の日本の総理大臣はどんな顔かと考えると、相応しい顔が全く浮かんでこない。候補と噂される方々の顔を思い浮かべても、いずれにも不快な印象しか持つことができない。演説一つとっても、どうして日本の政治家は、名手と言われるオバマ元大統領ほどでなくても、ハリス氏程度の演説ができないのだろうか。演説の顔が、政治家の表の顔であるはずなのに。

8月

桃を描く

どうしよう、もう八月だ。先月も同じことを言った「どうしよう、今年ももう半年過ぎた」。どうしよう、もうこんな時刻・・・。毎年、毎月、毎日同じことをくり返す。進歩のないやっちゃ。

今月は一年の三分の二に当たる大事な月、しかも初日。なのに買い物とかなんとか(雑用ではないが)「家事」も忙しい。描こうとして買った桃を、冷蔵庫から出してきたのがもう夜の10時。この時刻から桃を描く。描かないと、今日が終われない。

ウーバーイーツ

           「緑のざくろ」 水彩習作

ウーバーイーツという宅配便があることは知っていた。けれど、利用したことはなく、イーツという名前から、ほぼ食べ物、ピザの配達と似たようなものかなと思っていた。

ところが、どうもそれはいわば「便利屋さん」と宅配便がくっついたようなものらしい。例えば宅配のピザ屋さんにピザをを頼めば直接持ってきてくれるが、ウーバーイーツに頼めばそのピザ屋さんに行って、そこから持ってきてくれるというものらしい。コンビニから何かを買ってきてくれと頼めば(手配は自分でするのが基本らしいが)、コンピニに寄って買ってきてくれるというわけだ。

なんとなく落語にも似たような噺があるから、江戸時代には既に同じようなことを考えた人はいたことになる。それの現代版というところだろうか。もしかすると、わたしのような人は江戸時代においてさえすでに時代遅れだったのかもしれない。
 お年寄りには縁が無さそうだと思ったら、逆によく利用されているのだという。確かに移動手段の限られた高齢者では、日々の買い物さえひと仕事である。特にこの夏場などでは飲料水の補充は不可欠だが、食品類の中では水が一番の重量物だ。それを一箱(12リットル≒12kg)買って運んできてもらうのに利用しているというのである。お年寄りは賢い!現代のツールをちゃんと利用できているじゃないか!

パリ・オリンピックが始まった。スケートボードやバイクの得点ルールをやっと知ったが、要は興味がなかったということ。好奇心が欠けたところに無知がはびこる。「取り残され感」が募るばかり。