お菓子 / Sweets

お菓子 sweets
お菓子             sweets

あっという間もなく、退院から1週間。無理はしなかったが、ブラブラすることもなく、結構忙しい1週間が過ぎた。

退院後に備え、手術翌日から準備しておいたことが現実的には役にたった。けれど、今から考えてみるともっと深く入院を味わうべきだったようにも思う。年齢を考えると、これから何度か入院を繰り返すことになるだろうし、いろんな視点から(自己)観察できる良い機会を、普段の生活からの視点だけで過ごしてしまった。でも、良い機会だったと思う。

手術翌日、下の階の売店でチョコレートを一箱買った。病院食だけでは脳の栄養が足りないと思ったから。それを時々舐めながら、ベッド脇でパソコンに向かっていた。結局その一箱だけで満足し、追加はしなかったが、甘い飲料は何度か買った。

間食は殆どしない。あっても食べないが、何故かお菓子を見るのは好きである。綺麗な包み紙や洒落たデザイン、安っぽい高級感など、私にとってお菓子は、食べるというよりはデザインやイメージの原材料になりつつある。お菓子一つごとに、甘い夢を見ることができる。気分が向けば、食べてもみる。何だか市場調査みたいな食べ方だが、けれど面白いと思ったものは、ちょっとだけでも、必ず食べてみたい気持になる。

判決

レッスン Lesson
レッスン           Lesson

今日は雨。午前中はブラリぶらり。午後から何かしようかな。

頭が一日中ボーッとしていることが最近多くなった。脈動しない頭痛が長期間続いたので、かかりつけのクリニックで訊いてみた。「疲れ」、「睡眠不足」。

睡眠時間はちゃんと確保していても、眠りが浅い(睡眠の質が悪い)からだろうと。実はその日も毎月恒例の睡眠薬を貰いに行ったのだった。眠りの質を自覚的に高めるのは難しい。それでも何段階かのステップを踏みながらいけば、効果はあるようだ。

充実した一日、やりたいことができた一日、その満足感が睡眠の質を高める。…つまりは私の場合、「永遠に眠る日」まで頭痛とボンヤリから逃れられないという判決なのだった。

 

三度の飯より好きなこと?

習作 2016/11/14
習作               2016/11/14

ただいまふたつの展覧会に出品中。1つは埼玉県立近代美術館での「CAF.N」(Contemporary Art Festival, Nebula) 展。もうひとつは銀座8丁目、「ギャラリー・風」で開催中の「第3回  風土に生きる」展。

それに今週木曜日から開催の絵画教室展「第22回 槻江会展」(春日部市商工振興センター・ギャラリー)が加わる。少なくともここでの開催は今回が最後になるので、出品する生徒さんたちも悔いを残さないよう、一生懸命頑張っているところ。

以下は自分のことだが、何をやるにせよ、掛け声だけならともかく、毎日全力投球なんて続かない。続ければ身体も頭も壊れてしまう。ウォーキングと同じく、毎日コツコツ。その中からホイッと出品するのが理想。ところが、いまや毎日コツコツ自体が目標だ。ご飯を忘れても描くことが楽しかったのに、それができなくなったのはなぜなのか、単に体力の問題ではないものがそこにある。