錯覚の効用

クリスマス・ローズ

「錯覚」というのは、ともすればマイナスイメージのある語だが、脳科学的にはずっと積極的な意味があるようだ。

「自信」もその一つ。単なる錯覚の「一症状?」。逆に言えば「自信喪失」も同じことの表と裏。いや、表とか裏とかの区別自体も錯覚かも知れない。

無限の可能性を信じつつ、コントロールを超えたアクション(絵ならば手の動き?)が重なる時、そこに「自由」が生まれる、ようです。どちらも簡単ではなさそうですが、両方とも錯覚だと思えば案外できるのかも。

水性と水彩

クリスマス・ローズ

水彩でできることが、「水性絵の具」ではできない。絵の具というのは、顔料+糊のことだと考えてよく、顔料は大体共通しているので、「糊」の違いが「できる」「できない」の差になっているのだろう。

しかし何とか、この水彩の面白さ、一回性の緊張感を他の水性絵の具でも、できるようになりたいものだ。

玉ねぎ

玉ねぎ

ひと山200円の玉ねぎ。12〜3個はあるから一個20円以下。小さい。

玉ねぎは、身でさえ皮のように重なっているものだから、皮は当然そうなっている。皮と身の間は微妙な関係である。そこが少し破けると、何だかそこから別次元の世界が顔を出してくるようにも感じる。それが面白い。