水ぬるむ泣いた赤鬼行ったまま

花の習作

すっかり春めいてきた。2011年の今頃は心はずっと凍ったままだったが。3/11からわずか10日。もう震災のことなどメディアからほぼ完全に消えてしまった。どの局も、「あの日を忘れない」と言っていたのがうそのようだ。

でも、忘れることが脳の健康には良いのだそうだ。冷たいようだが、それが自然な姿なのだろう。時々、自らが人間であることさえ忘れる人もいるけれど。

バーデン・ベルギアというオーストラリア、タスマニアに生育するマメ科の、半つる性の植物らしい。白と藤色の小さな花が房状に咲く。確かに、よく見ると針金に蔓を巻きつけてあった。和名はコマチフジとあるが、人の口から聞いたことはない。

靴の上から足を掻く

アキーラによる習作を続けてみる

英米の医学や生理学者たちが共同で、ボリビアの低地(ボリビアって山だけかと思っていたが)に住む狩猟採集生活の種族の健康の秘密(心臓病など殆どないらしい)を調査した。途中を省略すると、日本人女性(特定されている!)の食生活がもっともそれに近いのだそうだ。でも、日本人女性って誰ですか。

引き続き。今のところ靴の上から足を掻く、感じ。それでも、100枚を越える頃には靴を脱げるだろうと希望をもっている。

 

水性と水彩–3

アキーラによる作例

Langton紙にアキーラの作例。数種類の紙を試しているが、発色など水彩絵の具より大きな違いができることが解ってきた。発色も、同じ水溶性といっても、水彩絵の具とは全く別種のものだと考える方が良さそうだ。

水溶性絵の具は、薄めて使えば皆似たようなものだと(確かにそうとも言えるが)甘く考えていた。絵の具の中の糊の分量にも秘密がありそうで、これを自分なりに調節してやれば、テクニカルな領域はかなり拡大できるはず、と目標を定めた。