ルピナス 3

ルピナス 3

やっとイメージに合う感じになってきた。ここまで5枚ほどルピナスにかかった。要は観察が足りなかった。

植物の葉や枝の出方、有名なところではパイナップルの鱗状の皮それぞれの位置などに一定の数列(この場合はフィボナッチ数列)が関係していることが知られている。観察していると、やはりそれに関連した放物線が見えてきた。

考えてみると、根から吸い上げた水を花(つまりは種)に分配するには、螺旋階段方式が最も効率的なのは明らかだ。生き物は全て賢い。それにもっと早く気づかなければならなかった。

 

子ども本来の輝き

ルピナス 2

幼稚園児が「安倍総理頑張って。◯◯法案通過嬉しい」とか、「教育勅語」を毎朝連呼する幼稚園。今度は小学校ならぬ「小学院」を作るという。正式名称は「瑞穂の国記念小学院」。元自民党の国会議員などが「日本の朗報」だなどと賛辞を贈っている。

恐ろしい時代に戻りつつある、と危惧する。子どもにとって意味不明な語に違いないが、聞く大人には意味があるどころではない。幼児教育を「刷り込み」教育に「すり替え」ようとしている。「国家の為の一国民」を育てようというもので、子ども本来の将来に資するという、教育基本法の理念そのものさえすり替えようとしている。危険な学校だ。

 

 

 

 

ルピナス(輝き)

ルピナス (E’tude 1)

今日も穏やかな一日(室内にいると)。風もなく、ストーブも不要、どころか靴下さえ履かない。全く、今も雪の中で暮らす人々には申し訳ない限り。この住み良い環境を活かさねばバチが当たりそうだ。

なのに頭痛。既にバチが当たったらしい。因果応報、何をやったか知れないが、何をやらなかったかは知っている。つまりは何もやらなかったということ。

屁理屈だが、何もやらないことにも意味はある。積極的不為。積極姿勢が◯、消極性は×。明るい性格は◯で、暗いのは×。当然美人は◯で、反対は×か。問題は定義も基準も不明なことだが、世の中は「そんな屁理屈ばっかり言ってるから、性格が暗くなり、何をやってもうまくいかなくなる」。

やっと本音が出た。やはり、処世術。顔を整形し、能天気に明るく、何にでも積極的に手を出し、失敗は朗らかに人のせいにして、責任などという重く暗いところから逃れる。それが「輝く」ってことかな。