迷路遊びなら地下鉄で

「モデル 」 水彩 F10

今朝はぐっと冷えた、らしい。ぬくぬくと布団の中にいて、ラジオで天気予報を聴いていただけで、寒さを知らず。

昨日は数人の個展を中心に都内を廻ってきた。銀座のように画廊が固まっているところではなく、開催場所がバラバラだったので、件数の割にはだいぶ時間がかかった。特に乗り換え駅の構造の分かりにくさに閉口した。

一説には、核戦争時のシェルターになるよう、ホームを深く作るようになったとも言われているが、確かに深い。そのうえ都内地下鉄では、駅どうしをくっつけて繋ぐ傾向がある。案内板も少ない。仕事柄、その類の図には慣れているはずだが、それをじっと見ても頭の中でコースを描きにくい。なまじ図を見たためにかえって迷子になる人もいるに違いない。プロジェクト・マッピングの技術など、こういうところに使えるようになって欲しいものだ。

2つ3つの駅構内を、乗り換え線ホームを探して歩くだけで汗だく、疲れとタイムロスとで、結局最後まで廻りきれずに帰宅することになった。

水彩効果

水彩効果

パソコンのソフトで、水彩効果を試してみた。ちょっと驚いた。

ずっと前、描画ソフトで「水彩」というのを試した時、タイムラグも大きいし、その効果もマジックインキを薄めただけという感じで、とても使えないと思い、それ以来無視していた。けれど、プロのイラストレーターたちの色の出し方などを見ていると、逆にもうコンピュータを使わないと無理だなと思うことだらけになってきた。

ほんのたまに使い、普段は死んだような状態になっているソフトに、新しいブラシを導入してみると…すごい、進化している!!使い物にならなかったのはソフトではなく、自分の頭の方だった。日進月歩のソフトだから、当時のギャップなど、あっという間に改良されたのだろう。まだ、どんなブラシがどんな効果なのか、全く把握できていないので、とりあえずはブラシを知ることだ。

くだらないが貴重な一日

制作中

数年に一度くらい、やや大きな風邪を引く。どうやらそれが今回。それほど悪くならないうちに、別の薬を貰いに行くついでに、かかりつけのクリニックに行った。

火曜日午前9時、「最低2時間は待ちます」で、すぐ帰宅。少し雑用をして戻ったが、それからさらに1時間。薬局で薬を頂いて帰る頃には病状は悪化し始めていた。元気な人しか病院には行けないという、ブラック・ジョークそのまま。そのあと一直線に悪化。既に薬を貰ってきていたのが不幸中の幸い。そうそう、その夜通夜があり、坊さんの長く、くだらなく、下手くそな話を聞かされたのも良くなかった。そのせいで数珠も無くしてしまった。百円ショップで買ったにしては結構良く見えたのに。葬儀に数珠など持っていくものじゃないと反省。

とにかくその夜から、どこか切れているのではと、思うほどの喉の痛みと咳、鼻水。熱は平熱+1.5°。やっと今朝(木曜)普通に目が覚めたが、起きてからも何となくボンヤリ。それも普通といえば普通なのかも知れないが。用事はこんもりと山になっている。出かける用事もあるが、全て後回しに。こんな日もあるなーと考えれば、これも貴重な一日。