戒厳令

12月3日夜11時前、韓国でユン大統領が突然「非常戒厳」いわゆる「戒厳令」を発したというニュースが世界を駆け巡った。その時、真っ先に閃いたのは「北朝鮮が攻めてきた?」「クーデターか?」だった。少しして、軍が国会を封鎖、すべてのメディアは軍に統制される、と追報があったので、これはクーデターに違いないと思ったが、「でも、なんで大統領が?なんで今?」との疑問も湧いた。

翌午前四時過ぎ、戒厳令は撤回された。与党議員も反対に回っているところを見ると、どうも大統領の独り相撲らしい。早速、韓国野党(多数派)が「内乱罪」を適用するよう、法案を提出するとか言っている。国会への弾劾申請は既にされ、ユン大統領も辞任の意向だと報道されている。それしかあるまい。しかし、なぜ今という疑問は残ったまま。

言いにくいことだが、一種の「ボケ」ではあるまいか。ロシアのプーチンがボケまくって、こんなバカげた大戦争を起こしてしまったのに、今も世界の誰一人それを止めることが出来ずにいる。ロシアの現体制が問題だと世界中が知っていたのに、誰も、どうすることできなかった。ユン氏の場合は、幸い正気をとりもどすことができて良かった。

アメリカのバイデン大統領を見て、プーチン同様のことが起きてもおかしくないような気がしていた。まあ、システムが違うからプーチンのような独裁はできないようになっているはずだが、あと数週間で引退するのは、誰にとっても案外ラッキーなことなのかもしれない。しかし、トランプ氏だって急に何をやりだすか、明日のことは判らない。最高権力者がボケたり、なにかに極端に固執すれば最悪の結果を招きかねない、というリスクが世界中のいたるところに口を開けている気がする。

デッサン

「オルガ」の習作 (水彩)

目が悪くなってきたせいか、それとも別の原因なのか、デッサンが正確に取れなくなっている。この人物像(仮にオルガと名づけておく)も、実際のモデルさんに比べて顔、首が長すぎる。

この習作は「肖像」ではなく、は「背景の作り方」をテーマにしているので、実害は無さそうに見える。けれど、それが心のどこかに引っかかって、ずっと最後まで尾を引いている。少なくとも自分ではそう感じる。なにか、自分の中で歯車がきちんと噛み合っていない。

カーテンの光

「カーテンの光」、日本語的にはあまり正しくない使い方ですが、スペースとインパクトの両方から、このタイトルにしました。ここのところ、カーテンを使った習作を続けたので、「カーテンシリーズ」とも言えそうな感じです。そのビデオ版ですね。

前回のアップロードから1週間。その時間内で編集。公開すること自体を目標にしました。結局、当初予定より約3時間遅れの今朝(2024.12.01)、11時20分頃にアップしました。細かい部分での不満はたくさんあるけど、編集時間が限られているので、(毎回手前みそながら)これで良しとしました。

「青いカモメの絵画教室」チャンネルを見ると、99本の動画があるらしい(iPad を練習するための数秒のものも含め)。まる3年になってしまった。一応、動画として意識して作ったのが79本。どうやら次は記念の回になるらしいが、どう意識したってその時次第にしかなりません。

YouTubeを見たことさえなかった自分が、YouTubeにアップするようになるなんて考えもしなかったが、それが良かったのかマイナスだったのかは、これから次第。でも、この先残された時間を考えると、YouTubeでの希望は持たない方が良さそうだ。原点回帰、もうっと絵を楽しまないと人生自体が損だなあ、とボケた頭で考えているところ。