勘違い‐2023総括

今日はこの雪景色を描いてみようと思っています。青森県むつ市の風景です

今日で2023年が終わる。明日から2024年が始まるといっても、わたしのアイデンティティの何かが急に変わるわけでもない。それでも、2024年の12日31日には「一年前とは○○が変わったなあ」と思えるようになりたい、と新年への抱負を、いま、語っているところです。

今年一年を振り返ってみると、多くの「勘違い」「思いこみ」に気づいたことだった。「情報収集能力が低い」、というのがいまふうの言い方だが、それに気づいただけで、ではどうすればその能力を高められるのか、という方法については分からないまま。じゃあ、来年も勘違い人生の継続か?うーん、そうなるかもしれん。知らんけど。

現代はどこにでも知りたい情報が転がっていて、検索の仕方さえ正しければ、誰でもそれをゲットできる、とよく聞く。わたしは、そもそもそのことを信じることができない古い人間である。ある部分では、経験と直感しか信じないところがある。
 ならば、どんどん何でもやってみて、経験智を増せばいいはずだが、行動に関してはとても引っ込み思案である。田舎っぺのマイナス面がこんなところに顔を出す。―要するに何もしない―そして、それまでの乏しい知識・経験だけから自分勝手な結論を導き出して、それに乗って行動する。わたしの勘違い行動様式はそうやって出来ている。それを思い知ったのが、今年一年というわけです。

わたしは基本的に無知だ。他の多くの人と同じ程度に。そのうえ怠け者だ。他の多くの人とほぼ同じくらいに。それなのに安易な希望と楽観を持っている。他の人よりちょっと多めに。―それが勘違いというもの。「他の人」とはどういう人か、それを知らないんだなあ、知らんけど。

滑り込み、セーフ?そんなレベルじゃなかった

やっと1本、年末に間に合わせてアップできた。やっと、これから年末の用事が始められる。

YouTubeの動画作りに、昨年8月頃から力を入れてきたつもりだったが、自分が全然へなちょこだということも少しずつ分かってきた。分かる人には、そんなことはすぐピンとくるのだろうけれど、わたしは鈍いというか、変な自尊心があって、そういう事実から眼をそむける習慣ができてしまっているのだろう。変則的な意味で「目から鱗が」溶け始めてきたらしい(どうりでしばらく目が痛かった)。

来年はもっとちゃんとやるぞ、と今この時点では思っている(明日になれば判らない)。とりあえず今から、溜まっている用事(他人から見ればどうでもいいことばかりだと思うけれど)を、明日中に片づけなければ・・。そんなわけで、今日はさようなら。

ポインセチア・ビデオ編集中

危なかった。あと3~4分で26日になるところだった。ビデオ編集に追われて、ブログのことをすっかり忘れていた。

今回は「風景の中の」ポインセチア。ポインセチアは、単独で描くのはとても難しい植物のひとつ。あの大胆な赤自体もそうだけれど、いざ描こうとするとなぜかあの赤が褪めてしまい、複雑なかたちだけが押し出されてくる。

あの赤は太陽の光を浴びてこそ。だから室内に持ち込んだとたん、日当たりと陰とで作り出す鮮やかなコントラストが失われ、急に不機嫌に黙り込んだようにとげとげしい表情になるのである。けれど、これは冬の花(?)。野外でなど描いていられないという、人間側の事情がその不機嫌さの原因でもあるわけだ。

ならば室内でもっとも居心地の良い、日当たりの場所を提供するしかない。冬の太陽は這いつくばる様に低く動き、すぐにモノの影に隠れてしまう。贅沢な光の場を要求する、冬の独裁者なのである。それが、あの赤なのである。