50 日ぶりにアップしました!

7月21日(日)7:00にアップしました

5月30日以来、50日ぶりにアップロードしました。途中で、もう何度もYouTube 止めようと思いながらも、「やめてどうする?」との間で揺れながらなんとか漕ぎつけました。

この動画の撮影は7月7日(日)。まる2週間でアップ。わたしの生活サイクルは2週間で回っているから、毎回このペースで出来ないことはないわけだ。

なぜ50日間もビデオ製作しなかったのか。忙しいことは忙しかったし、キーボードが壊れたりのトラブルもあるにはあったけれど、本当の理由はモチベーションが保てなかったこと。YouTubeにも希望がないわけではないが、現実のものとして捉えられない。もろもろのことを考えているうちに、諦めの気持の方が強くなってしまった。
 自分のチャンネルを見るのも嫌になり、視聴回数も三分の一に減った。もう、どうでもよくなってさらに遠ざかった。

ちゃんとした絵を描かなくっちゃ。そのために今、この瞬間に何をすればいいのか。いつもの堂々巡りをしているうに、うっすらとお腹に脂肪がつくように、ビデオへの気持ちも戻ってきた。長い休みで、チャンネルを廃止したと思った視聴者の方もいるに違いない。休みが必要だった。

レベルの違い

「夕焼け」 ただいま編集中

気力を取り戻して、ただいま「夕焼け」を編集中。しばらくビデオを作る気持ちがうすくなっていました。そのあいだも、他のチャンネルのビデオは毎日たくさん見ていました。

よくおススメに乗ってくるだけあって、さすがにどれもレベルが高い。ビデオの内容がいい。興味を惹き、かつ有益?。映像がきれいで、テンポもいい。つまり企画も撮影も編集も上手。さらに語り手本人も魅力的。これは美男、美女という意味ではなく、深く考えているんだなーとか、勉強しているんだなーとかというところに共感、または憧れを感じさせる人柄、というのに近いかな。

つまり、三拍子も四拍子も揃っているということ。そういうのを見ていると、だんだん自分のビデオが貧弱に見えてきて、ますます作る気力が、失われてくるんです。
 でも、がっかりしても何も始まらないのも確か。勉強だって、スポーツだって初めの一歩もあれば途中のスランプもある。頑張ってもゴールに届かない人も居る。年齢のハンディは確かにあるけど、それはもう考えるだけ無駄。今やれることは何かを考えるしかない。

気分一新。ビデオのゴールは彼らの撮影、編集レベルに達すること。目標ははっきりしているから、やればできるようになるはず。でも、大事なことはビデオのことじゃない。ビデオは一つの面。その奥にある自分自身をどうやって深く、広く、大きくしていけばいいんだろうということ。
 四五日前から急に耳の聞こえが悪くなって耳鼻科に診てもらった。わたしの癖で、つい耳の奥まで押し込んでしまった耳垢で詰まってしまっていた。そうやって、自分を悪い方に押し込んでいる「習慣」。それをひとつでも良い習慣に替えていくこと。そのための考え。

水彩画のリカバリー

「水辺1」
「水辺2(終了)」  水彩

滲みやグラデーションはもっとも水彩らしい表現の一つ。滲みもグラデーションもコントロールの難しいテクニックですが、これを避けては通れません。頑張って乗り越えていきましょう。

でも、失敗した時、ちょっとしたリカバリーの仕方を知っておくと、気持ちがだいぶ楽になることは確かです。水辺1はべつに失敗したわけではありませんが、シンプル過ぎて、何かひとつ物足りない感じがしませんか。

かといって、モノを加えたり、画面を洗うように上に新たな色を重ねたりするのは、絵の狙いそのものが変質したりなど、それなりのリスクがあります。水彩は大胆な破壊が大ジャンプを呼びやすい画材ですが、毎回大胆な破壊ということは無計画そのものということでもあり、それ自体心理的に負担かも知れません。
 水辺2は、そこに小さなアクセントを持ち込みました。白はガッシュでもいいのですが、アクリルのライト・モデリングペーストとチタニュウムホワイトの混合がお勧めです。ペインティングナイフを使い、エッジはマスキングテープです。
 ガラスを一枚置いて見ているような感じがしませんか?白によって暗い色も輝きと透明感が増したように、自分では感じますがどうでしょう。

小さく、静かなリカバリーに見えますが、テクスチャーを変え、見え方の視点を変えるなど、考え方としては案外大胆なんですよ。でもかたちが小さいのと、縦横だけに限定してで動きを抑え、色も白だけなので(上にかすかに水彩を加えた」)おとなしく見えているのです。一つのリカバリー法として使えるんじゃないでしょうか。