ビデオをペースに乗せたいが

「女性の顔を描く」ビデオ編集中の1コマ

教室ではしばらく人物特集をする予定です。前回、水彩の人たちに“小テスト”を試みたら、全員上手に描けたので、出題者であるわたし自身が驚いた。何でもホイホイ自分流に描けるかといえば、さすがにそこまでではないが、それでも普通に描くにはもう技術的に困ることはなさそう。大したものです。

現在、このビデオを編集中です。さっさと終えて、アップロードしたいところだが、些末な用事は途切れることなく続く。作業がなかなか進まないことが、さらにストレスとなる悪循環を繰り返す。

ストレスといえば、今日は朝食後の皿洗いをして、パソコンの前に座った直後から胸が苦しくなった(息せき切ってウオーキングした直後のような呼吸感)。わずかな数の食器だから作業というほどのことでもないのに、なぜかどっと身体が重い感じがした。血圧を測ってみると147-82、脈拍72(朝も高めだったが128-74、脈拍61)。心臓が、小走りしている時のような状態になっている。1時間ちかくかかってやっと回復。

午後3時前から、庭の木の枝切。1時間半ほどの作業で軽く汗をかいたが、これも過重といえるほどのものではない。なのに、終わった直後にまた胸が苦しくなった。測って見ると、またしても血圧が155-96、脈拍82。わたしの場合、運動すると脈拍は上がるが、血圧はうんと下がるのが普通だから、これはどういうことなのか判断に迷う。10分おきに測ってみると徐々に落ち着いてきている感じはするが、回復がやたらに遅い(運動なら、ほんの数分で元に戻る。2時間後でも145-91、69)。思い出すと、3日前のウオーキング中にも同じことが起きていた。そのときはウオーキングのペースが早かったのかなと思っていたが、そうではなかったのかもしれない。ペースメーカーが変なのか?しばらく、様子を見る必要がありそうだ。 

試作

試作1
試作2
眼の周辺

昨日の試作2点。同じモデルさん。上はかなりラフに描いたものに、あとでオイルパステルなどを使って簡単な背景をつけてみた。下は意識してグラデーションなど使い、若干丁寧に描いたもの。

顔の向きも雰囲気も異なるので、一概に比べることはできないが、大きなタッチ(筆触)でザザッと描いた試作1の方が、なんだか伸び伸びしているように見えないだろうか。

実は、一番下の写真を見れば想像できるように、試作2は細かいところに少し細めの筆を使っている。試作1では一本の太い筆だけ、試作2は二本の筆というわけ。筆を使い分けるくらいだから、当然色の重なりにも気を遣うことになる。「眼の周辺」に何度も薄い層が重なっているのが見えている。

水彩は「紙の白さが一番大事な色」とも言われる。試作1ではそれが生かされている、ということになるのだろうか。2は逆光表現だからやむを得ないが、それだけ難易度が高く、かつ生き生きした感じが出しにくい、一般的に言えばあまり美味しくない視点だといえる。試作してみるといろいろなことが分かる。

やっとこさ

今日、12時55分配信

やっとこさ、配信できました。一ヶ月以上かかってしまいました。そのぶん作り込んだというわけでもなく、むしろミスばっかり見えて、自分でも情けない。

最初は一週間もあれば、十分な時間だと思っていた。単純に「スケッチを楽しみましたあ」という動画でいいと思っていたから。編集し始めると「鉛筆の持ち方」だの「地平線の探し方」、「遠近法」等の補足説明が必要に思えてきて、別ビデオを作ったり、参考作品(写真)を探したり、一本の完全版のイメージに向かうようになってしまった。

タイトルの通り、素直にそれだけやればいいし、見る方だってそんな余分のことまで挿入されるのは迷惑する。なのに、この無駄な“完璧主義?”は、我ながら、自家中毒なのではないかと思ってしまう。そちらは「ロングバージョン」としてそのままビデオにした。公表する機会はないかも知れないが、自分の愚を見るためにも保存しておいた(ため息)。