仕事初め / Begining works

正月飾りも取り払われた
正月飾りもすでに取り払われた

2017/1/2 (月)曇り。世の中は、もう一斉に仕事初めの様相だ。さすがに駅もまだ、通勤の朝のようなことはないが、正月という特別な気分は急速に薄れている気配。昨日まで仕事で、今日やっと休む人、お疲れ様。ゆっくり休んで下さい。今日から、あるいは昨日も今日も仕事の人、ご苦労様。頑張って下さい。ずっと休みの人(私のような?)も同様にお疲れ様。大きな声では言えないが、(身体が)休むから(気も)楽だとは限らない。

年賀状の何通かに、「今年はゆっくりしたいです」とあるのが気になった。ゆっくりした気持が味わえないんだなあと、共感というより、同情を禁じ得ない。私も忙しさを、つい口にする。既に口癖のような感じになってしまっているが、ご同類なら結構。でも本当にゆっくりしたいなら、遠慮なく、そうした方がいいですよ。

暇を持て余しているのが恥ずかしい、と感じた時代もあったけど、最近はそういう人の方がかっこいいと感じるようになってきた。

明けましておめでとうございます

狼のタテガミ
狼のタテガミ

とうとう年が明けてしまった。夢中になって大晦日に夜通し仕事をしていたドラキュラは、差し込んでくる元旦快晴の朝日の中に、わずかな土の盛り上がりを床に残して消えていくのであった。

そんなわけでとりあえず、明けましておめでとうございます。今年もよろしくね。ところで、その土くれを鉢に入れて、ある植物の種を蒔いたら赤い花が咲きました。その花の名前を知ってますか?

写真は、ジブリの「もののけ姫」で見たような立派な狼の、そのタテガミです。狼はもちろんホンモノ。茨城県自然博物館の剥製標本です。思わず触って見たくなるような、そうしたらガブリと噛まれそうな、迫力ある良い標本です。

今年はドラキュラのようなファンタジーより、この狼のようなリアイティを考えて見たいと思います。現実の多くの日本人にとっては、ドラキュラより狼の方がファンタジックに感じられるかも知れないが。

 

 

心苦しいが / Under stress

Sweets
Sweets

暇なわけではない。が、やってることは暇な人のやることばかり。今朝は早朝からずっと読書。実は数日前から、早く読み切るつもりで読み始めたのだが、読み流すことができず、今日の昼までかかってやっと読み終えた。その間、尻に火が着く思いでヒリヒリしながら、コピーを取ったり。昨夜は昨夜で、見る時間が取れなかった海外ドラマをまとめて観たり。日中はずっと「こんなことやってる暇は無いぞ」と心の声に罵倒されながら、数枚のデッサンを描き続けていた。家のことといえば、10個ほどの鉢植えの世話をしただけだ。この時期だから気が急くのだと分かってはいるのだが。

暇なのだ。いや、暇ではない。することがたくさんあって忙しいのだが、結局何もやらないだけなのだ。それがストレス。普通の意味でのストレス解消法ばかりやっている。ムシャムシャとスイーツを頬張りながら、ダイエット本を読んでいるようなものか。

とりあえず、絵に描いた餅ならぬ、絵に描いたスイーツをどうぞ。