とりあえずスケッチ

「ガーベラと百合」 ペン、水彩

今日は久しぶりの雨。そのせいか首が痛い。だいぶ前に頸椎ヘルニアになったことがあるが、それ以来の苦しい感じ。その際、病院では「この程度なら放っとけば治る」ということで、実際その通りになったが、意識しなくなるまでに3ヵ月くらいかかったような気がする。またそんなにかかるのか、という気分だけでもウンザリ。なにかヘルニアになるような特別なことをした覚えはないのだけど・・。

ペンスケッチを続ける。そのうち、何かがひょこっとこぼれ落ちてこないとも限らないから、手が動くならスケッチする。

堤防の上は微風

江戸川は江戸時代に利根川本流を銚子(千葉県)方面に向ける際に開削された、半人工水路である
堤防の上は芥子菜が溢れている。以前はもっと背が高く、壁の中を通る感じだった
関宿城

昨日(日曜日)は天気がよかったので、近くの公園までスケッチの下見に出かけた。久しぶりに江戸川も覗いてみようと、ちょっと自転車を漕いでみた。

いわゆるスーパー堤防の上は微風。下流には春日部や野田の方まで見える。やや曇り気味の晴だから日差しもそれほどではない。おまけに珍しく帽子、サングラスもある。ちょっと首を伸ばせは関宿城が見える。
 ついでのついで、というわけで。目的地ではない気楽さからか、わりと簡単に着いてしまった(公園から片道3.3㎞。自宅からだと9㎞ちょっと)。家族連れなど意外にたくさんの人がいた。

朝のスケッチ

           コピックによるスケッチ  PM紙を使用
            「蕾が開いてきた」―ガーベラはダウン

目が覚めたら、昨日までに開きかかっていた蕾がすっかり開いていた。水を替えたり、触っているうちに、今まで咲いていたひとひらがポトンと床に落ちた。このストーリーを絵に描けないだろうか。試し描き程度に数度使っただけで、以後ほとんどしまいっぱなしだった「PM紙」をケースの中から再発見、使ってみた。

「絵にストーリーを持ち込むのはよくない」と言われたものだった。わたしの絵はそういう傾向が強かったのも今では分かるし(今もそうらしい)、それがなぜいけないと言われたのかも解ってきたつもり。そのうえで、再びストーリーを持ち込みたい、と考え始めた。

なぜかって?たとえば人は文章を読むのではなく、文章の「すき間を読む」のが普通だから。「美味しいカレー」はまだ素材の領域だが、「この人の作るカレーはなぜこんなに美味しいのか」は芸術の領域だと思うから。