失敗がマイ・ウェイ

若い人(水彩スケッチ)

水彩スケッチをしながら(今回はカメラで)ビデオ撮影。途中でディスプレイを見るとちゃんと動いている。「しめしめ、今度は上手くいくぞ」。スケッチ終了とほぼ同時にバッテリーゼロ。危なかったがとりあえず動画は撮れた。ヤッホー。

帰宅してビデオを見てみる。確かに一応観られる。けれど、なんだかぼわんとしている。ピント合ってないじゃん!

もちろんピント合わせはしたつもりだったが、斜め上からの撮影だし、ピント合わせの状態では紙はただ真っ白で、ポイントになるものは何もない。中央に一本、線を描いて、それにピントを合わせる、途中でも、カメラを三脚から下ろして再度ピント確認するべきだと感じていたのに、セット全体のズレを恐れてそうしなかった。そもそも使っているカメラの様々な機能、メニューがよく解っていないうえ、扱い方にも不慣れだ。まだまだ失敗と反省を繰り返し、積み重ねていく実践以外に上達の方法はなさそうだ。

撮影に気をとられ、肝心のスケッチが心もとない。顔も全然似ていない。実際のモデルさんの方がはるかに若々しい美人である。なんたってまだ19歳。描いていると、自分もいくらか若くなってくるような気がするから不思議だ。もうちょっと失敗する時間があるように思えてくる。