今年こそ「風景」を描く

赤の風景(エスキース)

今年2022こそ、「風景」をまじめに描くつもり。まじめに、というのは写実的にという意味ではなく、正面のテーマに据えてみようということ。スケッチではなく、「自分の絵」にしてみるということ。

自分の絵と言ったってピンとこないが、まあ少しずつ自己満足と独自性の度合いが高まればいい。そのための「エスキース」第一歩。スケッチのように、見たままを描くわけではないから、どうしてもエスキースが要る。

Appleの流れで考える。まずは背景を「風景らしく」という一番手っ取り早いところから始める。そしてなるべく手を動かすことにしよう。何でもかんでもコロナにかこつけて少し消極的になり過ぎてしまったかも。

オミクロンが大流行しつつある。しかもその中のさらに感染力が強いとされるBA2がもうすぐ主流になりそうだ。こもっていても感染すると言われるくらいだから、正直言ってもう防ぎようがない感じ。さいわい、ワクチンで重症化を防ぐ効果と、他者への感染を低減する効果はあるらしいから、それに期待して、かつ自分のやりたいことはやることにしようと思う。

鬼やらい

目刺し (水彩)

今日は節分。「鬼やらい」ともいい、こちらは俳句の季語などによく使われる。もちろん「節分」も季語。明日は「立春」。今日の気温はマイナス3℃~12℃と出ているが、数字よりは暖かく感じられる。春近し。

けれど、少し長めの予報を見ると2月の前半はかなり寒いという。全国的に雪も多いらしく、一昨日頃青森県・八甲田山の酸ヶ湯で4m25cmという。昨年は3m01cmというから3割増しということになる。一方で、乾いているところはずっと乾燥注意報が出続けている。

節分の日になぜイワシの切り身を窓などに挿すかといえば、イワシは腐るのが早く、その匂いに鬼が近づかない、つまり鬼あっちへ行け、鬼やらい、という説が一般的なのだそうだ。そんなことも考えながら描いてみた。目刺しの「棒・串?」の挿し方、魚体の見せ方にも業者なりの工夫があるんだな、と気づかされる。