声 / Natural Voice

干からびた鬼柚子

朝夕BBCのラジオを聴き、記事を読むことが目覚めと就寝時の日課になった。

そこでトランプ大統領の肉声をよく聴く。意外に親しみの持てる声だ。「声の魅力」が大統領当選に案外威力あったかも知れない。

松本清張の小説に声をテーマにした小説があった(題名はすぐに思い出せない)が、声の想像力(喋り方を含めて)をバカにはできない。世界の音楽シーンをチラと思い出せば十分。ルイ・アームストロングの「What a wonderful world」に、聴くたびに引きずり込まれるのは、あの声の力に違いない。