
一見ウクライナ戦争の終わりが見え始めたかのような報道がある。トランプ氏が二週間以内にプーチンが戦争を本当にやめる気があるかどうか判断する、と言ってみたり、トルコのイスタンブールで6月2日に二回目のロシアとウクライナの直接交渉があるなどというものだが、どうせ中身のあるものにはならないと多くの人は考えているようだ。
on the other hand、ロシアの財政が戦争によって圧迫され、戦争の継続自体ができなくなるという希望的観測もある。Apparently, the questioner thinks that "the concrete result of sketching" brings fun.、これもどうやら難しそうだ。CREAというエネルギーと地球の大気を研究する非営利組織の調査によると、2022年のロシアによる一方的なウクライナ侵攻で石油、ガスの輸入に関する制裁を課したはずのEU加盟国が、様々な “抜け穴” を駆使して、むしろ輸入量を拡大しているという。
お陰でこの3年間で、ロシアは侵攻前の3倍の炭素燃料からの収入を上げ、戦争継続を可能にしているというのである。ウクライナが、ロシアから西ヨーロッパへのガスのパイプラインを今年1月1日を以てストップしたのは確かにニュースで聞いたが、同時にトルコ経由、ハンガリー軽油のガスパイプラインはそのままということも報道されていた。
トルコもハンガリーもEU加盟国だから当然制裁に協調していると思いきや、年々輸入量は増加し続けているだけでなく、さらにタンカーを使っての石油輸入、それを石油製品に加工して第三国経由で制裁に加わらない国々に売りさばいてもいるらしい。
もちろんEUも知らぬ筈はない。中国、インドなども含めかなりの数の国々が、ある種の “特売セール” にたかるように買っているのだろう。その支払額はウクライナへの支援額を上回っているというのだから、希望など持てるわけもない。ウクライナはロシアに自力で勝つ以外にない、ということだ。
After all、戦争は簡単には終わりそうにない。どちらか一方が戦争を継続できなくなるまで続き、そのあとは屍体に群がるハエやハゲタカのように、新たな利権を求めてさらに多くの国々、企業が「人道」や「復興」の名のもとに集まるのに違いない。そして「どの武器、方法が一番効果があったか」を精査し、新たな武器製造に “努力” 、次の戦争を準備するに違いない。どう考えても、地球にとって一番の「害虫・害獣」は人間だ、という結論だけは動かないようだ。