watercolor recovery

"Waterside 1"
"Waterside 2 (finished)" Watercolor

Bleeding and gradation are some of the most watercolor-like expressions.。It is a difficult technique to control both blur and gradation.、You can't avoid this。Let's do our best to overcome this。

But、When you fail、If you know how to do a little recovery、I'm sure you'll feel a lot better。Mizube 1 was not a total failure.、Too simple、Don't you feel like something is missing?。

However,、add things、Layering new colors on top as if washing the screen is、The purpose of the painting itself may change.、There is some risk。Watercolor is an art medium where bold destruction tends to create a big jump.、Bold destruction every time also means that there is no plan.、That in itself may be psychologically burdensome.。
Waterside 2、I brought in a little accent there.。Gouache would be fine for the white though、We recommend a mixture of acrylic light modeling paste and titanium white.。using a painting knife、The edges are masking tape。
Don't you feel like you are looking at a piece of glass? White makes dark colors more radiant and transparent.、I feel it myself, but what do you think?。

small、Looks like a quiet recovery、change the texture、Change your perspective, etc.、It's a surprisingly bold way of thinking.。But the shape is small、Suppress movement by limiting it to only the vertical and horizontal directions、The only color is white (with a faint watercolor added on top), so it looks calm.。I think it can be used as a recovery method.。

Medieval Illuminated Manuscripts Exhibition - Ueno Museum of Western Art

西欧中世の装飾写本Dのイニシャルが絵になっています
こんなに金が使ってある!
ミサのための楽譜現代の楽譜の原型ですね

昨日(2024.6.30)東京上野の国立西洋美術館で「西欧中世の装飾写本」の展覧会を観てきました時間が無かったのでササっとだけですが鑑賞者も多くなくちょっとだけ高尚な気分を味わえるお勧めの展覧会です。8月半ばまでやっていますので暑くて何もしたくないようなときには「教養」がオイシイかも写真撮影が自由なのも嬉しいです

彩飾写本はこれまでにも西洋美術館ほかで何度か見たことがありますが最近では久しぶりです展示品の多くはグーテンベルクが活版印刷を発明する23百年前のものです紙からインクペンフォントまですべて各寺院修道院による手作り手描きの聖書時禱書や典礼から掲示する規則などの類まで多くの書物書類が遺っているようです今でもたぶん一部では伝承されているはずです

紙はいわゆる「羊皮紙」羊や牛の皮を薄く薄くなめして向こう側が透けるほどですインクはいろんな草木骨などを燃やしその炭に脂などを練り合わせて作りますもちろん家畜の飼育から解体紙つくり筆やペンの製作まですべて自前ですワインやチーズ生産などの農業から法律アートなどの文化インフラ寺院建築から戦争のための武器生産まであらゆる経済産業文化の土台が教会やこうした修道院などの中で作られ広められ洗練されてきたんですねヨーロッパの文化の底辺はこうやって出来上がってきたんだなあということの一端が感じられる展覧会です

印刷関連デザインで「モリスの法則」というのがあります近代デザインで大きな足跡を残したウィリアム・モリスによる美しいページレイアウトのための本文と天地ノドなどのアキとの分量比のことですがモリス以前にもあらゆる試みがなされていることがわかります(写真はすべて会場でのスマートフォン撮影です)

失敗作を眺める

「夕焼け(習作)」  水彩 F6

失敗作です既にいちど失敗して絵の具を流した上にもう一度描いてみたものです想像していたより紙への絵の具の染みこみが強く失敗確定後もうまく洗い流せなかったので「背景」の練習用にしてみました画面上の白い枠がここで言う「背景」です

ふつう風景画には「背景」などありませんよねそれに背景をつけるとはどういうことでしょうかたとえばこの風景をガラス越しに覗いているとしますガラスの表面には光が反射したり自分が映ったりして風景が見にくくなりますそういう状態は人をイライラさせます。And、いわば「視覚的に妨害」された部分を想像で補ってスッキリしようとするでしょうそうすることで無理やり見る人の頭の中に作者の描こうとする絵を一緒に描かせようという仕掛け(のつもり)なんです

「背景」という言葉がしっくりしないかもしれません実際わたし自身にとってもとても坐りの悪い語なんです。For the time being、その「邪魔者」効果で風景を逆説的に目立たせるという意味でこの語を使っているのですがもっと適当ないい語があったらお教えください
 今のところ「背景つき」の風景画はまだ何枚かしか試作していないのでどう発展できるかなどはまだ未知数ですしょせん背景ですから根本的なものではありませんがちょっとしたアクセント程度の可能性なら大いにあると思います静物や人物画になるとその比重はさらに大きくなって研究の価値が出てきますねきっと

失敗のもう一つは本題の夕焼けがうまく描けないことグラデーションがうまくできないんです油絵などに比べると水彩画のグラデーションは数段難しいものですグラデーションは水彩画の最も基本的な技術ですがそれが結局一番難しい鉛筆は誰でも使えますが魅力ある線を一本引けるようになるまでが大変なのと似ていますね紙と自分との相性もイマイチ合わせられませんでしたねー。4,5枚描いてみましたがそれらしい手ごたえはまだもう数枚はこのモチーフで練習してみます