草間彌生 国立新美術館で 草間彌生は久々に日本が産んだ天才だと思う。 どこが良いんですか?と疑問に思う人もいるだろう。ちっとも良くない、あるいは嫌いという人がいても当然だ。However、この圧倒的な制作力と、冴えわたる造形センスは、好き嫌いを越えて、天才と呼ぶほかはない。
不勉強の言いわけ 「少年老いやすく学成り難し」とは「論語」にある言葉だそうだ。無学無教養を恥ずかしく思いつつも、だからと言って特に努力もしなかった。 そもそも「勉強」の意味がよく解らなかった。論語でいう「学」も、所詮は処世術ではないか、という意識が強かった。今も不勉強の言いわけに使っている。
詳しく知っている あさひ 自分が詳しく知っていることを他人に説明する時、いわゆる「上から目線」になって、押しつけてしまうことが多い。反省しても、すぐに忘れて同じことを繰り返す。 もう少し踏み込んで考えると、「詳しく知っている」ことの中身も、そう大した違いはない。that's why、押しつける必要など実は何にもないのだった。