お陰でこの3年間で、ロシアは侵攻前の3倍の炭素燃料からの収入を上げ、戦争継続を可能にしているというのである。ウクライナが、ロシアから西ヨーロッパへのガスのパイプラインを今年1月1日を以てストップしたのは確かにニュースで聞いたが、同時にトルコ経由、ハンガリー軽油のガスパイプラインはそのままということも報道されていた。 トルコもハンガリーもEU加盟国だから当然制裁に協調していると思いきや、年々輸入量は増加し続けているだけでなく、さらにタンカーを使っての石油輸入、それを石油製品に加工して第三国経由で制裁に加わらない国々に売りさばいてもいるらしい。 もちろんEUも知らぬ筈はない。中国、インドなども含めかなりの数の国々が、ある種の “特売セール” にたかるように買っているのだろう。その支払額はウクライナへの支援額を上回っているというのだから、希望など持てるわけもない。ウクライナはロシアに自力で勝つ以外にない、אני אומר את זה。