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（前回の「傲慢」より続く）
「自分は正直で謙虚だ」と思うことがすでに傲慢だって？じゃあ、自分をことさら卑下しない限り、みんな傲慢だということになっちまうじゃねいか！って、怒りのあまり語尾がもつれちゃったりする気持ちはわかるが、pero、そうなんだと言おう。

自分は傲慢ではないと思うことが、すでに傲慢だ、と言い換えてもおこう。同じように「私は謙虚だ」と思う人は謙虚ではなく、やはり傲慢なのだと言い換えておく。これはただの言葉遊びではなく、むしろ本当の意味で危険な思想だといえるかもしれないから。

どういうことか。—多くの場合、わたしたちは自分のことを「ごく普通の」「常識的で」「特に優れたところもないが（多くのばあい謙遜である）」「特に悪い心を持っているわけでもない」人間だと考えている―だから。だから危険なのである。正直で謙虚で普通で常識的でほとんど何の取り柄もないと公言する善人だからこそ、危険だというのである。それが「普通」である以上、「それ以外」はある種の異質な存在であり、はっきりした輪郭のない「普通」の人が、いつのまにか、ほんの少し自分と違うだけの他人を排除する側に立ってしまっていることに気がつかない。自分自身が「普通の」ど真ん中であり、他が偏っているといつの間にか錯覚してしまう。

「正直で謙虚で・・・善人」なんていないのである。少なくともわたしはそうではないし、たぶんあなたも実はそうではない。時には都合のいい嘘をつく、または都合の悪い事実を隠し、人には嫉妬し、ちょっと得意なところを何となく見せびらかし、取り柄がないと口では言いながら「少なくともお前よりはマシだぞ」と目の前の人を（心の中で）見下し、嫌な奴はみな死んでしまえなどと考えている、それがわたしであり、ひょっとするとあなたも、ではないだろうか。

会食自粛を人には強いておきながら、自分たちは悪びれもせずに会食した政治家たちがいる。「政治家は人に会うのが仕事」とうそぶいたが、こういうのを典型的な傲慢という。pero、誰が見ても傲慢であるだけに、気分は悪いが実害は少ない。反面教師の好例にもなるし、選挙で落とすこともできる。Pero、「普通の人」の「大多数」は誰にも止められない。ひとりひとりが、ある意味では全員少しずつ異質な存在であり、けっして正直や謙虚なだけではない、裏も表もある人間なのだと認識しない限り、誰にも止めることはできない。その怖さをわたしは日々ひしひしと感じる。　

Últimos años、急に使用頻度が高くなった語のひとつ。菅政権が最初に掲げた「自助・共助・公助」の「自助」相当部分。por supuesto、語自体は古くから使用されてきた。それがここに来て急に頻出するようになってきたのは、「責任主体の明確化」というまともな思考法が定着してきたせいか、と思えばどうもそうではなく、その正反対。en breve、本来取るべき責任を取りたくない人たちが、苦情や被害？を訴える人たちに、「それはオレに関係ない」という代わりに、「それはあなたの自己責任」と責任を本人に押しつけつつ、同時に自らは「自己責任」逃避の意味合いを、じわり強調するニュアンスで使い始めたものだと思う。

その証拠に「自己責任」を云々する側はほぼ常に自治体や役所などの公的機関、organización、会社などの組織、要するに管理者側。親から子へも「それはあんたの自己責任でしょ！」などと「管理的」になるときに遣う。要するに「上から目線の用語」なのだ。

それに「自己責任」って今さら言うけど、これまで庶民が自己責任でなかった時代ってあったのだろうか？「同じ五体満足なのに」○○ができない＝努力が足りない＝自己責任→✕、「同級生で○○は成功しているのに」▽△は貧乏だ＝努力が足りない＝自己責任→✕、「クラスの◇さんは成績いいのに」お前は頭悪い＝努力が足りない＝自己責任→✕というぐあいに押し付けられてきたのではなかったか。「同じ」？「五体」？「満足」？五体満足って手や足の本数のことだけか？「同じ」っていうのはどこでわかる？そもそも顔が違うぜよ。同級生だからって、生活環境まで同じわけないし、勉強の環境だって皆違う。それを一切無視して「努力が足りない」と責任を一方的に個人に押しつけるための方便が、「自己責任」という語の「現代的使用法」になったのではないか。

反対に考えると、「貧乏だ」→「会社が倒産・リストラ」→「景気悪い」→「中小企業」→「大学格差」→「勉強環境悪い」→「貧乏だ」というサイクルや「貧乏だ」→「会社が倒産・リストラ」→「景気悪い」→「経済政策失敗」→「政治（家）が悪い」→「選んだ国民がアホだ」→「教育が悪い」→「国民が求めていない」→「目先のことだけ」→「貧乏だから」。この矢印を逆に見ると個人的になるし、矢印のように進むと責任を取るべき主体が変わってくる。「自己責任」の意味が見えてくると思う。

「自己責任」という語は他者に対して遣うべき言葉ではない。それを自らの心の中にいつもしっかり持っているならば、あえて口に出す必要のない言葉だ。「自己責任」を、さも当然のように政治家やマスコミが使用するのを見聞きするたび、「自己責任を取っていない証拠だな」と思う。

El punto de no retorno、Por ejemplo, es posible que un avión no tenga suficiente combustible para regresar al aeropuerto del que despegó.、Se dice que hace referencia a un punto (posición) del que no hay retorno (la única solución es ir más allá).。Siento que de alguna manera hay un momento así en mi vida.、es una palabra memorable。

2021Ahora el 16 de abril、¿Los Juegos Olímpicos de Tokio ya han superado el punto de no retorno?。si ha pasado、Mirando hacia atrás cuando empezó、No creo que sea una pérdida de tiempo examinar qué tipo de decisiones eran posibles en aquel momento.。Cómo proceder a los Juegos Olímpicos ahora、En el pasado, el ejército de Kwantung amplió sus líneas del frente una tras otra en el noreste de China.、Dejemos que el gobierno y el pueblo se dejen arrastrar por ello.、Siento que es algo similar a una situación que termina en un desenlace trágico.。

Por supuesto, el “punto de no retorno” se puede calcular.。La cantidad de combustible que se puede transportar en un avión es fija.、Incluso un niño de primer grado en la escuela primaria puede entender que no podrá volver a casa después de la mitad de ese tiempo.。Cuando algo sale mal después de pasar el punto de no retorno、¿Cuáles son algunas formas de evitar que el problema empeore aún más?、Como aerolínea, obviamente tienes responsabilidades que considerar.。Si no lo ha pensado, no puede perdonar el uso de la palabra "inesperado".。Esto se debe a que es de sentido común "asumir que siempre habrá problemas".。

¿Se celebrarán o cancelarán los Juegos Olímpicos de Tokio?、Si ya hemos pasado el punto de no retorno en el juicio,、Naturalmente, la solución para lo que sucederá (problema) es、Ya que también es un proyecto nacional.、Se le debe haber dado doble y triple consideración.。Igual que las aerolíneas、No se permite el uso "inesperado"。¿Hay alguien que no sepa por qué se pospusieron un año los Juegos Olímpicos?。pero、A juzgar por el comportamiento frenético del actual gobierno,、Al final, ¿no creemos en un milagro como el "kamikaze" durante la "invasión mongola" del período Kamakura?、No puedo evitar sentir que。Además,、Especialmente porque me han hecho sentir así cada vez.。