24分の1。すでに過ぎ去った、今年を1とした場合の割合だ。確かに今すぐなら、そういう実感もあるが、2月の声を聞いた途端に、「1月はあっという間に過ぎ去った」という気持ちになるだろう。
写真は店に並んだピクルスの瓶。蓮根、らっきょう、ニンジン、タケノコ、大豆など。かたちも面白いが、色を見るだけでも楽しめる。

とうとう年が明けてしまった。夢中になって大晦日に夜通し仕事をしていたドラキュラは、差し込んでくる元旦快晴の朝日の中に、わずかな土の盛り上がりを床に残して消えていくのであった。
そんなわけでとりあえず、明けましておめでとうございます。今年もよろしくね。ところで、その土くれを鉢に入れて、ある植物の種を蒔いたら赤い花が咲きました。その花の名前を知ってますか?
写真は、ジブリの「もののけ姫」で見たような立派な狼の、そのタテガミです。狼はもちろんホンモノ。茨城県自然博物館の剥製標本です。思わず触って見たくなるような、そうしたらガブリと噛まれそうな、迫力ある良い標本です。
今年はドラキュラのようなファンタジーより、この狼のようなリアイティを考えて見たいと思います。現実の多くの日本人にとっては、ドラキュラより狼の方がファンタジックに感じられるかも知れないが。

疲れが溜まってきたのか、天気のせいなのか、今朝は腰の具合が、1年前に戻ってしまったかのようだ。腰を伸ばせない。
こんな時の対処法。2年半の治療経験によると、太ももから腰まで暖めるのが一番。寝ている方がもっと良いかも知れないが、なかなかその治療法は試す暇がない。運動はしない。そこまでエネルギーが余っていない。
酔芙蓉が毎日華やかに庭を飾ってくれているが、チラッとしか見てやる暇がない。白い花も好きだが、萎れた赤い花も描く気をそそる。これまで何十枚も描いたが、飽きない。אָבער、今年は描いてない。いったい何のための忙しさなんだろう。萎れた花より気持が萎れてしまいそう。 2016/10/1