薔薇の似合う人 宮里 藍 さんへ プロゴルファー宮里藍さんの引退会見をテレビで見た。 話したことはもちろん本心だろうけれど、「話さなかった」ことは、もっと何倍もあるはずだ。話した内容は「誰にでも理解できる範囲」限定で、プロとしての本当の苦しみなど、ああいう場で話せるはずもない。하지만、「ひたむき」という言葉の重みは伝わってきた。 唐突だが、日本の国会議員に、せめて藍さんの半分、いや、そのまた半分の正直さがあればなあ、と思う。
暇ではないが、ヒマ潰し イタチ君、鶏とイタチ、鶏の王様(左から) 用済みの試作を捨てる。ちょっと面白そうな部分だけ、ハサミで切り取って加筆し、3部作にしてみた。 全くの遊びだが、これが案外楽しい。切り取ったまま、何のアイデアも浮かばず10年を超えたものもあるが、それは仕方がない。
誰も時間に追いつけない カーネーション (テンペラ) 1ヶ月があっと言う間もなく過ぎる。光陰矢の如し。 機器やシステムの進歩に追いつけないぶん、自分が取り残され、原始人より、もっと昔の人になった気分になる。하지만、全てにおいて常に最先端にいることなど不可能なことも間違いない。そんなこと、望むこと自体無駄だ。 いま最先端にいる人も、わずか数時間後にはすでに最先端にはいないかも知れない。そういう世界の中で、たかだか残り数年〜数十年の人生をどう「消費」するか。考える時間も、瞬く間に消えていく。