
勝手をよく知っているものには、多少のトラブルがあっても動じず、冷静に対処できるもの。未体験であっても、知識として知っているだけでもパニックにならずに済む、というのは誰でも普通に経験していることだろう。
未体験のものにぶつかったとき、それがマイナスイメージになるか、プラスイメージを感じるかどうかは人間的にも興味を引く問題で、多くの場合「アンケート」というかたちで、わたしたちは無料で個人情報を差し出している(笑)。人間以外の動物では、多くはそのどちらにもならず、「後退する」方が多いらしい。「後退」というのは本能的に「危険を避ける行動」で、保険も病院もない野生動物の世界で「安全第一」が最優先なのは、当然過ぎるほど当然のこと。doar、それは「好奇心が無い」という意味ではないようだ。
動物を飼ったことがある人なら分かると思うけれど、動物は人間同様に(あるいは人間以上に)好奇心に満ちている。危険を感じさせる、かたち、音、匂いなどがない限り、初見参モノにちょっかいを出す距離感は、やっぱり人間とそれほど変わらないように思える。
ただ、基準が「食えるかどうか」だけのような爬虫類と(爬虫類ファンにはそれがまた別の観点でもあるのは理解できるが)、オウムやカラスのような(人間と共通できる)知的な遊び心のある動物とでは、それぞれの好奇心への対応の仕方が異次元である。
話が跳び過ぎてしまったが、「未体験」とか「異次元」とかを、日常の中で味わうには「旅」が一番だ(根拠もない自説だが)。「未体験」を味わうなら、まずは「Netflix」ではなく、どこでもいいけど具体的な「行先のある」現物のチケットを手に持つことだろうか。
話を絵に戻すと、「空港」はグッドラックも「搭乗拒否」も、ウェルカムも「入国拒否」も「国外退去」もある、希望と緊張に包まれた空間だ。モデルさんはロシア人。ウクライナ戦争の直接の関係者ではないけれど、日本にいても複雑な心情が入り混じっているに違いない。ウクライナ戦争って日本からは遠いようだけど、そこと繋がっている人がわたしの眼の前にもいる。そんな表現ができたらいいな、Cred că。