「コロナ」の2ヶ月

「錦糸に輝く蘭」を治療中

コロナの影響を直接感じるようになってから2か月今の様子では25日にも非常事態宣言が解除されそうだという解放感なのか単に政府主導でマスコミが広げる「新しい生活様式」を受け入れ始めているということなのか「新しい日常」がすでに始まっていると感じるようになった

制作しながらNHKラジオアーカイブスで「小田 実(まこと)」を聴いていた聴きながら描きながらいろんなことを考えた

彼の肉声を聴いていると今まさに目の前に起きていることを前提に話しているように感じる内容が古くならないというより彼が提起した問題がほぼ未解決のまま今も目の前にあるからだろう

もう50年近くも前の話が今も古くないということは一歩も進んでいないということでもある下手をすると後退でさえあるたとえば「自由」について(自分のことを考えられる環境すなわち奴隷的でない環境があるなら)おそらくは一生のうち誰でも一度はそのことについて考える(考えた)はずだ。ใน、その考えと現在の自分がどうつながっているか「コロナの2ヶ月」はいろんな意味で無駄ではなかった(過去形?)と思う