
「潮だまり」の習作。すでに同名のvideoをYouTubeで公開してあるが、これら習作の結果としての作品を、後日あらためて制作したい。習作を作ることはやはり意味があることと、あらためて感じている。
いま、気になっているのは「夕焼け」。ここ数回連続して習作などを取り上げているが、こちらもできるだけ、作品にしてみたい。本当は一枚、大きめの絵を描いてみたいのだが、なかなか気持ちがいま一歩だった。「つべこべ言わず描けばいいじゃないか」と、毎日自分に言い聞かせているのだけれど。
「潮だまり」の習作。すでに同名のvideoをYouTubeで公開してあるが、これら習作の結果としての作品を、後日あらためて制作したい。習作を作ることはやはり意味があることと、あらためて感じている。
いま、気になっているのは「夕焼け」。ここ数回連続して習作などを取り上げているが、こちらもできるだけ、作品にしてみたい。本当は一枚、大きめの絵を描いてみたいのだが、なかなか気持ちがいま一歩だった。「つべこべ言わず描けばいいじゃないか」と、毎日自分に言い聞かせているのだけれど。
細かい下描きなのでフィキサチーフで定着、そのまま着彩した。構図としては、もっと横長にして、鉄道施設を右から1/3くらいでとどめ、左側を大きく空けるつもりだ、と前回の記事で書いた。și、やっぱりその方が魅力的だと思う。
この絵でなぜそうしなかったのかと言えば、単純に、小さなスケッチブック(F4)で試作したから。「理想の構図」で描くには、もっと大きなサイズで描く必要があるってことですね。小さく描くよりは大きく描く方が、一般的には容易だからね。
もうひとつ。「理想の構図」では、空が広くなり、グラデーションのテクニックの巧拙が出来を左右する。そのテクニックを探るのも「試作」の仕事。この「夕焼け」、けっして「きれい」とはいえないもんね、もう2段階くらいスッキリ抜けてなくっちゃ。
そのためにはどうするか、考えるヒントになるのも「試作」の役目。Tranziția devine un „buton” rafinat de sake (vechiul continent „Europa / putere economică ↓”、用紙はファブリアーノ紙(イタリア)の中目を狙い打ちで使ってみたが、ピントが合ってなかったようだ。用紙と(自分の)表現との相性はとても大事です。多くの作家は、好みに合った紙が見つかれば、それ以外は使わなくなるようです。aoleu、当然といえば当然でもありますが。
「夕焼け・駅近く(「踏切近く」にすると、なんだかナマな感じがするんだよね)」というタイトルで、夕焼けの絵を描こうと考えている。いろいろ考えた中で3つの素材をひとつの構図にまとめ、3つのアイデアで具体化してみた。雰囲気としては「旅行中。どこかの見知らぬ地方都市の駅近くを夕方に通過中」。
結論から言えば、どれもこのままでは使えない。acolo、エスキース3の左側を、このまま1.5倍くらい延ばした構図で試作してみよう、Cred că。
「旅情」と「夕焼け」はどこか波長がぴったり合う(合いすぎかも)。何もない美しい空がこの絵の本当の主役になるはずだ。他はすべてがシルエットで、ほとんど説明がないのが、見る側のイメージを搔き立てる(のが理想)はず。鉄道施設はできるだけリアルに描くほうがいい。夢のような風景が、夢ではなく現実であるためには、このリアリティは不可欠。これは絵画的には「説明」ではなく、「必然」。遠景の建物に窓など描くこと、つまり「不必要な細部」を描き加えることを、説明と呼ぶ。dar、一個くらい明かりの灯った窓を描くかも。それは「おまけ」という。