
とうとう年が明けてしまった。夢中になって大晦日に夜通し仕事をしていたドラキュラは、差し込んでくる元旦快晴の朝日の中に、わずかな土の盛り上がりを床に残して消えていくのであった。
そんなわけでとりあえず、明けましておめでとうございます。今年もよろしくね。իմիջայլոց、その土くれを鉢に入れて、ある植物の種を蒔いたら赤い花が咲きました。その花の名前を知ってますか?
写真は、ジブリの「もののけ姫」で見たような立派な狼の、そのタテガミです。狼はもちろんホンモノ。茨城県自然博物館の剥製標本です。思わず触って見たくなるような、そうしたらガブリと噛まれそうな、迫力ある良い標本です。
今年はドラキュラのようなファンタジーより、この狼のようなリアイティを考えて見たいと思います。現実の多くの日本人にとっては、ドラキュラより狼の方がファンタジックに感じられるかも知れないが。