ماه: سپتامبر 2024

時間を所有する

　　　　　「棚の静物」　آبرنگ

世界は目まぐるしく動いている。あるものは更に進歩し、ولی、あるものは退化もしくは逆行する。世界はそうやっていろんな方向へ動いている。از همین رو、同じところにとどまっているつもりでも、相対的にその動きの中にいることになる。

اما、それは現在の地球での話。時間も空間も、ある意味では人類の発明品だ。この地球もやがて物理的に崩壊して宇宙の塵となり、どこかに新しい生命が生まれれば、そこからまた「新しい」時間と空間が生まれる「可能性」がある。天文学者によれば、現在の人類と同じような進化を遂げる確率は、ほぼゼロに近いらしいけれど。

به عبارت دیگر、わたしたち、هیچ、いま地球上にあるすべての生命が「奇跡」の中に在ると言っても過言ではない。ولی、その奇跡の中を見ると、矛盾だらけ。完ぺきなものなど何一つないことは顕かだ。それなのに、さらにその一部に過ぎない「人類」だけが、ひとつの正解を巡って、自らの正当性性を主張して殺し合っている。それ自体が矛盾であることに気づこうとしない。

人類だけが時間を「所有」できる。「わたしの時間」。それがいかなる奇跡であるか、死ぬ前にもういちど考えてみるのは悪いことではない、من فکر می کنم。たとえそれがちょっと辛くても。「棚の静物」。何も描いてはいないが、そこにわたしの時間が残っている。

خرچنگ ساشیمی

　　　　　　　　　　　　「ガザミ（ワタリガニ）」　水彩

秋らしい、ولی、ちょっと変わったものを描いてみたい、と言ったら妻が渡り蟹を買ってきた。よく味噌汁とか鍋の出汁に使われる、安物の蟹である。身があまりない種類なので、それくらいしか使い道がないのだろう。

スケッチの材料としては「味噌汁の出汁」よりずっと価値があるが、主婦たちはスーパーで見慣れているせいか、ほとんど価値観を感じないらしい。高価で、ちょっと手が出ない松葉ガニとか、毛ガニなら、描いたものでも高級感があるのかもしれない。

なんでもそうなのだが、見慣れているからと言って、スイスイ描けるものではない。毎日自分の顔を鏡で見ていても、描けと言われてサッと自画像を描けるものではなかろう。見るのと描くのでは大違い。色もかたちもなかなかにシャープで、描きごたえのある素材なのだ。

味も馬鹿にしていたが、あるとき弟が、津軽海峡のワタリガニの刺身を食べた、と言ったことがある。ものすごくオイシイ、のだそうだ。彼は下北半島に住んでいて、海産物に関しては鮮度といい、種類といい、飛び切り上質のものに囲まれている。彼も、それまではワタリガニなど小ばかにしていたようだったが、食べてみて驚いたという。そもそも刺身にできる量の身があるのか、と訊いたら、やはり二回りほど大きいという。それなら、あり得るかも。以来、わたしの耳から離れない。

اشک و پاییز

　　　　　「葡萄の水滴」　　水彩

急に秋の気配になった。「暑さ寒さも彼岸までといっても、この暑さはとうぶん続くだろう」と思っているうちに、ぴったり彼岸まで、ということになった。

スーパーにも秋の味覚が並ぶようになった。این انگور در واقع نوعی انگور به نام Kyoho است.、توسط یک کشاورز ساخته نشده است、به نظر نمی رسد سیاه باشد。آن سیاهی را ایجاد می کند、مطمئناً در مورد قدرت یک کشاورز است。ولی、من آن را می شنوم、گرمای خورشیدی امسال خیلی زیاد است、مثل رنگ محو شدن است、ظاهراً انگورهای بیشتری مانند این تصویر وجود دارد.。اتفاقاً به نظر می رسد طعم آن برابر با سیاه است.。

سعی کنید "زندگی پاییز مانند" را در یک کلاس آبرنگ ترسیم کنید、در حالی که من این را می گفتم、قبل از اینکه آن را بدانم ، به "قطره آب ویژه" تبدیل شده بود.。عبارت "افت آب" است、14برای نقاشان قرن、ظاهرا این نیز برجسته مهارت های او بود。نقاش فلندر (اکنون هلند) ون در ویدین、این اشک ماری را در آغوش عیسی مسیح ، که از صلیب پایین آورده شده است به تصویر می کشد、گفته می شود که توجه نقاشان در سراسر اروپا را به خود جلب کرده است.。

این بیان "شفاف" همچنان به جذابیت نقاشان ادامه داده است.。هوادار معاصر Ike、نور شفاف که یک "جواهر" وحشتناک را رها می کند。سرانجام پنجره های شیشه ای شفاف در آن زمان محبوب شد.、تا قرن هفدهم ورمیر ، که به طور فعال در نقاشی ها گنجانیده شده بود。حتی امروز ، نقاشی هایی با "ظاهر شفاف" محبوب هستند。عصر طلایی نقاشی、شروع "قطره آب" اشک بود。