宅配便

制作中 F100 テンペラ

暑いですねと先月からもう何度書いたことか朝から「“もう今日の予定はありません”」とリマインダーに表示されるとちょっと寂しいような「“もう” だけ余計だよ」と口を尖らせたくなるような気持になりますでもまあこのくそ暑いのに出かけずに済むだけマシかと自分の仕事?にかかります

すると決まったように “ピンポーン” と宅急便が来るわたしはどちらかと言えばクーラーが苦手(体が冷えて胃腸の調子が悪くなる扇風機の風も直接は当てない)なので汗をかきながら一人の時はいわゆる“パンツ一丁(と薄いTシャツだけ)” で仕事をしていますですからそれが鳴るとあわててそこらにあるズボンなりに脚を突っ込みながら転びそうに玄関に走って行く最近では何も言わずに荷物を置いていくだけのことも増えましたがそれでも毎日のようにピンポーンが来ます

手を洗う時間もないちょっと手間取るとするとすぐ「不在連絡票」を置かれてしまいます再配達も気の毒だしこちらも面倒くさい一日に3枚も不在票を置かれたことがあります玄関に辿り着くまで数秒長くかかったからでしょう宅配の人も秒単位で動かないと仕事が終えられず待つ余裕などないのだろうと推察します
 宅配便は便利ですができれば人を使わずに済ましたいと業界では考えているに違いありませんドローンやロボットの方がもっと“酷使” できるし見方によっては単純作業の一種でもあるので効率化が進めば人件費より安くなることも可能だからです

いずれは宅配もドローンやロボットがやる仕事になるのでしょうでもその時宅配の仕事をしている人たちに “時間の余裕ができた” とはわたしはたぶん思いません。tikriausiai、ただ職を失ったに過ぎないでしょうから