オリンピック、パラリンピックと日本選手も頑張っている様子も連日報道される。最近に限らないが、いつの間にか「頑張る」=「良いこと」=「正しい」というイメージが定着しつつあるようで気になる。頑張らない、頑張れない人=悪い人=排除、という逆イメージも密かに同様に定着し始めているのではないか。みんなが頑張る社会は恐ろしいということを忘れはじめているのではないか。私の時代ではないが「一億玉砕火の玉だ」などという幟が国中に翻っていた時代は、私たちの親、祖父母の時代だ。その人たちの教育のもとに育てられたという「感謝」(今や流行語だ。言わないとバッシングされる)だけではない、もう一つの面があることも忘れてはならない、ես կարծում եմ。頑張らない人もいるのが健康なのだ。