詳しく知っている あさひ 自分が詳しく知っていることを他人に説明する時、いわゆる「上から目線」になって、押しつけてしまうことが多い。反省しても、すぐに忘れて同じことを繰り返す。 もう少し踏み込んで考えると、「詳しく知っている」ことの中身も、そう大した違いはない。é por isso、押しつける必要など実は何にもないのだった。
感性は、シマウマのお尻 感性とは、究極的にいえば肉体的、精神的な満足感を得ることに直結した「身体全体の統合的なはたらき」。ポイントは、それが計算の結果によるものではなく、「直感的」であること。 直感的とは、結論に至る、その速度が逐次的ではなく反応的であること。途中が殆ど省略されて、いきなり結論あるいは結果が「出ている」こと。知識や感覚や経験の瞬間統合。大事なことは、それが「感性貧しい」誰にもあるということだ。 「シマウマが、尻にライオンの爪を立てられた瞬間」を感覚的に想像できるようなら、感性は決して貧しくない。
朝日をなぞる 朝日 青い布の上に朝日が差している。カーテンの模様が映っているのを、チョークでなぞってみた。 手を描くというと、自分の手を紙に押し付けてかたちをなぞる同級生たちが何人かいた。つまらないと思ったが、人類史的に見ると、世界中の洞窟などに古代人たちが全く同じことをやっている。たかだか数千年前、一万年前とでは、人類の基礎レベル的にはほぼ同じなのかと、妙に納得できたことを思い出した。 地球はおよそ150億年後には、死を迎える太陽に飲み込まれて消滅する、と科学者たちが言っている。その半分までも人類が生き残るとはとても思えないが、人類最後の日、同じように朝日をなぞる人もいるかも知れない。