
第20回槻江会展が18日から22日まで開催されます。総勢8人。目一杯の仕事です。
We’re going to held The 20th aniversary exhibition. The 8 has been tried to open on the eight’s of several expressions.
20年と一口に言うが、当事者としてはなかなか一言では言えないものがある。そのもろもろを見て頂くだけで満足です。
“20”years was not short to us. Everything had containded into our works. Please look them at first, after then checking our mind we thought somethings at that time. Thank you very much.
応用編。(写真)秋の野球グラウンド。ゲートの向こうで一人が作業中。柔らかな秋の陽が他に誰もいない球場にふりそそいでいる。(テーマ)=「ゆるやかな静寂」。秋の野球グラウンド。野球の練習中。第一球が投げられる(これが題名)。グラウンド上の選手たちの躍動と、それとは無関係に進む夏から秋への季節・時の流れ。
Baseball field. Softly autumn-sunlight is downpouring there and on players. “Silent leniently” is the Theme of this work.
モチーフ:①銀杏の木とその葉を透かして幹に落ちる陽、コンクリートに落ちる葉の影 ②金網とゲート ③選手たち ④観客は居ない ①~④は優先順位。
ポイント1:野球は作者の好み。サッカーでも構わないが、「若いひと」「スポーツ」などが解りやすい。何人くらい必要か、顔まで描くかどうかなどはサイズによる。F6という小品なので、ここでは「野球」と感じてもらえる程度でいいだろう(優先順位③)。観客は描かない方が楽だし、テーマ的にも合っている。選手も最小限にし、グラウンドを広く見せることで、秋という季節に移る一種の寂しさも表現できたら一石二鳥。
ポイント2:銀杏の幹と背後のコンクリート壁に落ちる葉の影は最重要ポイント(優先順位①)。ここにエネルギーの大半を注ぐ。グラウンド上の「小さな」「動」に対する「大きな」「静」の、無関係で両極的な対比の同時進行を、ドラマの監督になった気分で演出する。
ポイント3:金網とゲート。重要な脇役(優先順位②)。どの程度詳しく描くかはケースバイケースだが、最低限のリアリティが無いと作品自体に説得力が無くなる。少し頑張るところだ。