ゼラニウム ゼラニウム Geranium 目が痒くなってふと思った「もしかして花粉症?」。但、自殺したくなるほど凄まじい、と言われる激烈な花粉症の症状とは程遠い。人によって症状にも差はあるだろうけれど、とりあえず?の範囲内。 光の表現。そういえば、いつも思い出す子どもの頃の1シーン。(たぶん)弟と二人で道端に立って西陽を浴びている、それだけの光景。何のために、何をしていたのかも全然覚えていないが、強い光を浴びて、弟の顔が白や赤や黄の点になり、ぐらぐら、ギラギラと蠢き、輝いていたこと。
遊びが大事と言うけれど カットされたドラゴン・フルーツ とうとう日をまたいでしまった。もっと早く寝なくちゃいけない。 遊びが大事、とほとんどの人が言う。但、もう少し聞くと、「その遊びが、のちのち役にたつから」などと言いはじめる。なんだ、結局仕事のためか。修行みたいなものなんだ。コースもお決まりの女(男)かギャンブルか。 それはそれとして、大人になると遊ぶのにも勇気が要る。まず単純に、人の目が気になる。幼稚とか、アホとか思われるのが嫌だ。でも窮屈。少しずつ、程よく、幼稚でアホな奴にソフトランディングするのがよろしいのでは。
水ぬるむ泣いた赤鬼行ったまま 花の習作 すっかり春めいてきた。2011年の今頃は心はずっと凍ったままだったが。3/11からわずか10日。もう震災のことなどメディアからほぼ完全に消えてしまった。どの局も、「あの日を忘れない」と言っていたのがうそのようだ。 但、忘れることが脳の健康には良いのだそうだ。冷たいようだが、それが自然な姿なのだろう。時々、自らが人間であることさえ忘れる人もいるけれど。 バーデン・ベルギアというオーストリア、タスマニアに生育するマメ科の、半つる性の植物らしい。白と藤色の小さな花が房状に咲く。確かに、よく見ると針金に蔓を巻きつけてあった。和名はコマチフジとあるが、人の口から聞いたことはない。