i alla fall、それは牽強付会というものだ。私はネブタを念頭に置いて制作したわけではないし、世界の民話を勉強してからアイデアをひねったわけでもない。だいいち、そんなところにちょいちょいと意味をなすりつけては私自身のメンツが立たない。自分がオニなら(オニであるがゆえに)哀しい、との共感がある。その共感において「新生」と繋がっているのである。(美しい女性を私はオニと心の中で呼んでいる。おそらく美白、美肌は地球の反対側に棲む多くの犠牲の上に成り立っているのだから)私は自分の歴史の中で絵を描いている。自分の存在史を描いている。私が他の画家と少し毛色が違うのは、きっとその辺に理由があるのだろうと、最近思う。
※美しい女性がオニなら、私は何であるのか逆説的に惑うのである。世界は悩ましい。
Exhibition:at Gallery Keifuu/minami-kosigaya/ phone 0489-89-1899 /11am to 6pm Come on, and talk with me.