
hoje、ひとに勧められて、埼玉県春日部市まで中村桂子氏の講演会を聞きに行ってみた。生命の歴史と地球環境をひとつにした「生命誌」を提唱している。もともとは生物学者である中村さんの生命誌から見る環境論を、優しい口調で語られた。
すべてのことはつながっている。今ここに存在しないものも、かたちを変えて繋がっている。時空を超えて、とはよく使われる言葉だが、それは文字通り事実だということ。
「分からないことは面白い」とも中村さんは言われた。ひとはまさに一歩先の自分が分からない。わかっているようだが、無数の選択肢が目の前にある。