In realtà、カプセルのアイデアは「花粉症」対策のヘルメット?から。花粉はそれ自体が小さな一つの生命体。それが体の中に入り込む時、それぞれのDNAとの関係が、さまざまな問題(長い目で見れば必ずしも悪いとは限らないのだが)を引き起こす。時には進化との関係で、革新的あるいは破滅的な影響を与えないとも限らない。放射能のような単純な悪影響だけのものとはレベルが違うのだ。Ma、放射能問題は生活の問題、つまりお金のことがストレートに関わってくる。生活の深刻さに誰しもが他人事でなくなるから、つい、この絵と放射能を結びつけてしまうのだろう。
光速より速いものが無い以上、タイムマシンで過去への旅行はできない。一方で私達はたとえば化石の中から恐竜のDNAを取り出せるところまで来ている。In altre parole、科学技術が一種のタイムマシンになったことになる。それは過去と現在を同じ次元に並べてみたい、という想像力の結果に違いない。時間や重力から想像力をほんの少し解放してみたいと思う。 2011/6/18