埼玉県展講評会

昨日6月9日(土)開催中の埼玉県展洋画部門の作品講評会があったので会場の北浦和県立近代美術館へ行ってきましたその時間はやはり普段より人が多く熱心な出品者が多く集まっていたと思います

講評を聞きたい人のほとんどはベテランでおもにどうやったら入選の上つまり受賞できるかそのヒントを得たいということのようですおそらく彼(女)らの大部分はどこかの公募団体または絵画教室などに所属通っているなどしてその方法論についても既に十分な知識を持っているように感じました

ここ数年の流れを見てわたしならこうすると感じたアイデアをひとつ自分がそうしてきたことでもありますが、2点を出品するという単純な作戦です最近はどうせ1点しか入選しないのだから1点しか描かないという人が多いようですが、1点ではどうしても「まずは入選」という安全策を採りがちです。2点なら、1点はやや安全策でも、2点目で大きな冒険をすることができます賞を狙うのに「安全作」では厳しい審査員は皆ある程度冒険的な作品を望んでいるんですからそれに応えなければ賞の候補に挙がらないのですすぐできることだと思いますがどうでしょうか?

「大哺乳類展3」を観て

哺乳類の大行進です
レプリカとは違う迫力ち密さは本物ならでは
修学旅行生たちも大勢見に来ていた

昨日(6/6)上野の国立科学博物館で「大哺乳類展3」を観てきました展示が凄~いイ!圧倒されるような量と密度とても一日では見切れませんが体力的な問題もあり、2時間ほどで切り上げ買ってきた図録(2500円)を見ています図録の写真もきれいで内容も最新値段分以上はあると思います

修学旅行生たちも大勢見ていましたわたし自身がそうだったけれどド田舎の中学生なんかではこういう展覧会があること自体想像できないんですよね。Torej、いろいろ不要論のある「修学旅行」も地域差を考慮すれば必ずしも無意味とも言えない気はしますね

実は昨日は(やや義理絡みですが)東京都美術館と国立新美術館での3つの美術展を回って帰る予定でした帰宅に便利な路線を考えて先に上野の都美術館へデ・キリコ展の出口に「大哺乳類展」のチラシ開催することは前から知っていましたがあまりに前すぎてもう忘れていたんです日にちを見ると今月16日までなんてラッキー(^-^)な日というわけで観ることができましたたまには外へ出かけてみるもんですね結局この日は5つの展覧会を観、13000歩も歩いてしまいました

最初に書きましたが展示内容がすごい標本の数だけでもケタ違い間違いなく数年に一度しか企画できないレベルです館内は子供連れ多いですが中年以上の自然科学ファンもカメラ抱えて大勢来ていました写真OKなので話のタネに出かけてみてはどうでしょうか自然科学にそれほど興味ない人にもオススメです。jaz tudi、先日100数十年ぶりに特定されたことで話題のニホンオオカミを写してきましたよ(^○^) 。16日で終わりですから急いでね

人を愉しませるひと

「飛行機雲」 水彩 2024.06.05

ひとを愉しませるというのはやはり稀有な才能なんだなーとつくづく思いますYouTubeに意識的にビデオをアップするようになって一年半あしかけ2年半ほどになりますがその制作過程を体験することでそういうことが少しは見えるようになりました

YouTube以外のSNSはあまり知らないのでYouTubeを例にしますが人を愉しませるには本人自身の魅力(才能)たとえば笑顔が可愛いカッコイイ特別な知識経験趣味・技術などもちろん何かは必要ですがこれは突出していなくてもなんとか大丈夫なようですカメラなど撮影機材への知識・興味撮影技術もこれもあるに越したことはない(本にはそう書いてある)そうです面白いものを見つける企画力これは大事ですがまあやりながら勉強する(とこれも本には書いてある)。Torej、誰にでもできます(とやはり書いてある)“まあなんとか” が少しずつずれていそうですがまあたぶんそうなんでしょう

Toda、企画を実際にプロデュースする行動力(マネジメント)が断然違うと思いますそれに集中させる時間体力経済力?それがわたしのようにちゃらんぽらんに作っている人とはレベルが全然違うのですビデオに現れないスタッフがいるチャンネルも少なくないようですがそれらの人をまとめる人間力?も必要ですねとにかく頭の回転が良くないと続けていくことができないのは確かです

美味しいスイーツを食べてニッコリするだけで10万回視聴とか生活には何の役に持たなない話をカメラの前で喋るだけで数十万回とかよく言われています特別な中身はないだけに逆にそれだけで多くの人を魅了し視聴させてしまうなんてなんて凄い人たちなんだろうと思います
 でもその前にどこのスィーツがトレンドだとかどんな話が視聴者の心を引き付けるのかそのリサーチ力がすごくないですか?そしていかにも美味しそうにではなく実際に楽しめる感性アナウンサーがニュースを読むようにではなく実際に自分に起こったこととして言語化し人前で楽しく魅力的に話せる力等々とてもとても「誰にでもできる」ことではありません
 人はたぶん誰でも可能ならば自分自身だけでなく他の人をも愉しませたい欲求があるんじゃないでしょうかでも現実として自分自身でさえ毎日楽しく過ごすことが難しいですよねそれなのに他人を愉しませてくれるってすごいことですよね