「虐待」が無くならない

幼児虐待(死)のニュースが無くならない心が痛む生きた動物(特に猫)を火あぶりにしたりそれを動画でネット上にアップして楽しむ同好者たちがいるらしいことも最近知ったどういうことなんだろうか

そんなものは「表現の自由」という言葉で守るべきものではないISがイラクで行なった残虐行為をネットやテレビで報道するのには「告発」という意味があり不快な画像ではあるけれど広い意味では世界の人々に利益をもたらすという大義がある。Toda、そこでもその残虐性だけを楽しむ人がいないとは言い切れない

動物虐待動画のネット上へのアップを禁止する動きはある意味当然だが作る人愛好する人がいる以上それはイタチごっこになる人間社会がもたらすひとつの病気に違いないそのような病気の原因が単純明瞭であるはずはなく単純に禁止することは病気の原因を知らないまま対症療法だけするようなものだし複雑であるだけに必要な部分まで棄ててしまうことにもなりかねない悩ましいことだ

私たちが選んだ国

クレマチスと水差し

いま日本は年間30万人ずつ人口が減っているそうだ週に6000人人口6万人の小都市なら10週間3ヶ月足らずで消えることになるしかも減少の速度は増しつつあるこれはもう戦争レベルの非常事態ではないか

ニュースを聴くと(当然?)人手不足らしい。Kljub temu、働く人の時給は上がらず正社員になる道は広がらず老後の不安はどんどん増していく外国人を「移民」ではなく「実習生」として受け入れようとしている選挙権など国の方向を決めるような権利は与えず生活保護など負担になりそうな時はサッサと追い出せるようにしておこうという姑息で人権軽視の姿勢が見え見えだそれが私たちが選んだ政治家たちの考えだ

税金の使途は自分たちファミリーの都合いいように改ざんされ追求には記憶喪失と黒塗りで応え税金を使っているくせに自分の手柄のように威張る圧力が北朝鮮でなく国民に向き年寄になったら金がかかるから早く死ねと顔に書いてあるというのに政権の支持率は下がらないこれはもう宗教だと言うしかない私たちはどうやら筋金入りの馬鹿であるらしい

馬鹿なら馬鹿らしく馬鹿なことをやって楽しんで死ぬのも良さそうなものだが人と違うことをとことん怖れる臆病者でもある美しい国おもてなしの国とは実はのっぺりと脳みそのシワもない裏アリ表ナシの国なのだった

月光仮面は誰でしょう

アンスリウムと水差しの習作

月光仮面は誰でしょう。街中に溢れているあの月光仮面たち

サングラスに白い帽子白マスクに手の指先さえ見せぬ白づくめオートバイ姿はあまり見かけぬが自転車や車を運転する月光仮面はそこらじゅうにいる時には手に提げたビニール袋から大根を見せ時には幼児にねだられながらアイスを買っていたりする。月光仮面は誰でしょう。

防犯カメラは街中にあるがもし月光仮面が悪さをしても悪い月光仮面と正義の月光仮面とを区別するのは難しいかも知れない

もちろん月光仮面は悪さを隠すためにマスクしているはずなどない悪には強いが日光や砂嵐には弱いのだ。10年近く同じ職場で働きながら目の前の月光仮面は誰でしょうと今も呟いている人がいた