「こどものかお習作」  ペン

顔をペンで描く練習を少し続けてみる特に子どもの顔は柔らかいので普段なら鉛筆で描こうとするペンのような硬い筆触は合わないと避けがちだった

自分勝手に思いこんだ “一種のタブー” だが意外に自分を囲い込んでしまっていたかも知れないサイズに関しても然りで鉛筆やペンは小さな画面にしか適さないと思いこんでしまうとちょっと大きな画面にすぐ手が出なくなる巨大画面に鉛筆だけで描く作家の作品を知っていてさえ手をこまねいてしまう小さなことが自分を囲い込んできたのなら小さなことでその囲いを破ることもできるかもしれない

začetek zime

          「ミルクカップと小さな玉ねぎ」 ペン

začetek zime。暦の上では今日から「冬」だけど先月末頃から何度か急に寒くなる日を繰り返したので気分の上ではすでに冬セーターも着ているし。11月にセーターを着るなんて数年前なら考えられなかったが筋肉が無くなってきたぶん熱源も失われたということもう少し筋トレをして筋肉つけなくちゃ

一日のスタートは夏も冬も温めた一杯のミルクから始まる飲みながらのスケッチで手をほぐす冬の朝日を描きたいが早起きは苦手雪があれば夜明け前でも起きていけるんだけどな雪が恋しいまま冬に入る

Iwatsuki/sokolska procesija

鷹狩の家康公行列中のひとコマ
ハリスホークを手にきりっとした少年鷹匠たちも参加カッコ良かったですよ

11月3日(月)は文化の日旧岩槻市(現さいたま市岩槻区)で鷹狩行列を初めて見た由来は江戸時代徳川家康が岩槻に何度も鷹狩に来たという史実から行列は今年で13回目だという鷹約20羽行列の総勢100人とパンフレットに書いてあるが見た感じもほぼそれに近かった

晴れていたのは良かったがあいにくの強風で放たれた鷹が風に翻弄され「大丈夫だっ鷹?」とツッコミを入れたくなるほど鷹にとっては狩どころではなかったようだ聞くとだいたい1~2歳の若い鷹でまだ十分な力がないとの事だった近くで見るとあまり見たことのない顔鷹の種類は?と訊くと「ハリスホーク(和名モモアカノスリ)」だという
 (蛇足ながらハリスホークはノスリよりやや小型の鷹で飼いやすく「猛禽類の入門種」といわれているらしい北アメリカ南西部からアルゼンチンにかけてが本来の生息地だが現地では開発のため数が減っているともいうその代わり飼育のしやすさなどから近年は(世界での)鷹狩によく使われるそうだ広場に増えすぎる鳩を適当に駆除する目的にも使われることがあるようだ

鷹狩行列は実行委員会と岩槻区との共催だから一種の街おこしイベントだろう。Ampak、目的達成はそんなに容易ではないぞよきっと屋台がずらりなんて光景もなかったしゴール地点の岩槻小学校で寸劇風に将軍家康が「岩槻は安泰余が守るぞ」なんてマイクで言ってたけれど「強風に翻弄された鷹のように岩槻も社会の風に飛ばされんなよー」と心の中で祈ったのだった