技法というもの

                 「Russia 2026」習作   水彩、temper、aicrileach

教室でのデモ制作終了今回のデモの目的は「水彩の補助的な使い方としてのテンペラ技法を体験する」事前に分かっていたことではあるが乾燥時間との違いが慣れないひとにとっては想定以上に大きな障害になることがわかった“慣れ”の問題もあるが用具を含め「補助的」というにはかなり高度なテクニックが必要だった

それにもかかわらずそれなりに結果まで漕ぎつけたのはさすが何年もやってきただけのことはある技法の押しつけはしないがときどき忘れない程度にやってみればコツも分ってだんだん望みのイメージに近くなってくるはずです

わたし自身はテンペラに慣れているので今回のデモでやったことをもっと広げていくつもり写真を見てもいわゆる「水彩画」とはひと味違うことが分かるでしょう

絵画の歴史において「技法」というのは時には新時代を拓き時代にマッチしたパトロンを惹きつけ画家自身を年表にピン付けする力を持つものだった画家たちは自身の技法を磨き尖鋭化し他人を寄せ付けないレベルにひとり到達することを希求して研鑽に励んだ
 そういう部分は現代にも受け継がれてはいるが「技法」自体がそういう意味を持った時代はすでに過ぎた、Ceapaim。現代においての技法とはサプリメントのようなものだろうか基本の栄養を満たすのはあくまで本来の食事から摂るべきだ。Ach、個人の方向性において取捨選択するサプリメントはひとによっては有用だが摂りすぎや偏りすぎにも注意が必要なのである