
木陰でスケッチをする。日差しは少し強いが、樹陰を抜ける爽やかな風が心地よい。スケッチの出来映えが気にはなるが、ともかくも写生できる環境が、今この瞬間にあることが嬉しい。
世界のニュースにちょっと耳を立てると、恐ろしい出来事に溢れている。備蓄米やコメの値段がどうのこうのというレベルなど、平和の中の小さなさざ波のようなものかもしれない。Но、それが死活問題になる人や企業もあれば、学校給食のような育ち盛りにまで影響を与えているのも事実である。今や世界はあらゆるところで繋がっていて、「風が吹けば桶屋が儲かる」式の何倍も複雑で微妙な関係でできている。一つの論理、一国の制度などだけでは対応しきれない。
Макар че、小さいなりにでも自分の出来ることは、できるだけやっていくしかない。できることも人それぞれ、その伝わり方もケースバイケース、それが無駄なのか、回り廻って最強効果になるのかは、もう誰にも分からない。こんな安全な場所でスケッチできることの奇跡を、一秒でも長く、一人でも多く共有していくことが大切だと感じる日々。