Освен това,、何度も言い間違い、読み間違う。そのたびに録音し直し。言いにくいときは、読みやすく文面を修正しなければならない。雑音も入る。自分でも気づかないうちに救急車のパーポーが入っていたこともある(防音室がないので)。ビデオ編集を仕事にしているわけではないから、一気にやれる時間は限られている。日時をあらためると、声の調子がすっかり別人になっていることもある。常に声質の安定しているアナウンサーは、さすがにプロだとあらためて感じる。多くの動画では撮影と同時進行でスラスラと喋っているが、それはわたしには難しい。20分程度のビデオのナレーションだけで数日かかることは、わたしの場合珍しくない。―その間に、一枚でも実際の水彩画でも描けば?と心のナレーションが聞こえてくると、なおさらストレスが増す。