そんなことができるくらいなら誰も好き好んで整形外科など行くもんか、と私も思う。でもアメリカのある医学会?だかでは鎮静剤の議論を通じて、どうも、そういう結論に達したらしい。
そこでは ①鎮静剤は一時的なもので、根本的な治療ではない ②(鎮静剤の施用目的の一つである)腰痛の原因は複雑で、MRIやレントゲンで悪い箇所があっても、簡単にはそれが痛みの原因だとは言えない。そこから、腰痛治療の基本は①保存治療:簡単に手術で骨を取ったりしない ②鎮静剤は他の影響があるのでやめる ③どうやれば痛い(痛くない)か、自分で試しながら、(医師任せの受け身ではなく)自分で方法を探していく、ということらしい。
ある意味、なるほどと思う。医師だけでなくリハビリやトレーナーなどの意見を聞きながら、「自分自身で積極的に治すしかない」という(医師の諦めともとれる)考えがシンプルで新鮮。確かに自然界の動物は医者には行かず、自分で治す(或いはそのまま死ぬ)。али、できるかな?