自然の匂い

      「時化の日」 水彩

自転車で散歩に行くと水や草の匂いがする当たり前のようだがとりあえず自然がまだあるってこと田んぼや住宅地を巡ってくる風がどのくらい “自然なのか” というとちょっと寂しいが無味無臭よりはいいのかも

潮の匂いが恋しい海辺の匂いも決して好ましいものばかりでもない打ち上げられた海藻も暑くなれば腐臭を発する磯周りなどあらゆるところに微妙な生き物がいてそれぞれにそれぞれの匂いを発している決して “かぐわしく” などないのだがそれでも海の匂いが恋しくなる

時化の日ウミネコは飛ばずに風をよけて佇んでいるカモメは悠々と空を飛びまわるウミネコはカモメより一回り小さく風に向かって飛んでも全然進まないのが笑ってしまうアンヨが黄色いのがウミネコカモメは赤この絵では風はそれほどでもなさそうだ

Меланхолија Косендангусе (Косиндангуса)

「小栴檀草(コセンダングサ)」
コセンダングサ黄色の筒状花の縁に小さな白い舌状花がある

日本全国の今年の気温データをみると、2026年5月に入ってからすでに「真夏日」が何度も報告されていますそれはこれまでの “異常気象” が “普通” に代わりつつあるということでしょうかもしかしたら日本人は主食のコメをバナナに替える日が来るんでしょうか

ほぼ日課になってきた自転車ウォーキングその途中で気になった植物動物を自転車から降りてカメラで撮ることが増えてきた研究などするわけではないが自然に触れることの少なくなった生活の中でなんとか自分の身体感覚と季節感との接点を維持したいという思いがある

先日ジシバリ(地縛り)の写真を撮った先に気になる植物が舗装路の割れ目から20センチほど立ち上がっていた「何だろ?」とグーグルレンズで検索すると「センダングサの可能性が高い」という間違いでしょ?と思いつつあらためて写真を撮って帰宅したがなぜかピンボケで判定できなかった

気になったので夕方あらためて確認しに行った(向かい風で大変だったんだよ)のにそれが見つからない!どうして?何度も何度も探しながら歩き直しているうちになんとか別の個体を見つけることができた(ちょうどその場所に軽トラが停まっていて見られなかったのだった)
 結果として「コセンダングサ(別名ひっつきむし)」という判定は正しかった。Али、ウィキペディアで見ると花期は8~9月。Другим речима、「秋の草」なんだ。да、そこが気になってたんだよねちなみにコセンダングサは「ひっつきむし」棒状の実にかぎ爪状の棘がついていてそれでよく靴ヒモなどにひっついてくるアレです
 ということは植物側からみるとすでに「夏真っ盛り」どころか「もう秋」ってことなんだろうねなのに個体的成長がそこまで追いついていないってことは植物側から見ても季節感の「想定外の早さ」に追いつけてないってことじゃないですか?今年の夏は電機電力業界が云うエアコンの「2027問題」より怖いよっていう警告じゃないんでしょうか?

Плодан живот (биљке на стази за шетњу)

へびいちご

「実のある生活」という布教用のプログラムをかつて英会話を教えてくれたアメリカ人宣教師から頂いた記憶がある内容はきれいさっぱり忘れてしまったがなぜか題名だけは覚えていた

わたしの散歩コースにも「実(じつ)」はないが「実(み)のある道」があるそのうちのいくつか紹介しましよう

「へびいちご」はまあまめにハイキングなどへ出かける人でもなければ名前くらいは知っていても実際に見る機会はほとんどなくなっているのではないだろうかわたしの散歩コースでも、1か所しかないそれも少し草の中へ入ってやっと気がついた
 上から②③は同じものですが名前は解りますか?「カラスノエンドウ」ですカラスのように黒くなるからそういう名前がついたんですねつい1,2ヶ月前はきれいな紫の花をつけていたのに季節の変わる早さに唖然とする④⑤は都会でも道端にいくらでもあるイネ科の「カラスムギ」これも言われてみれば・・というところでしょうか

これらはいずれも食べることができます。Међутим、おいしいわけではなく無毒というだけ「だけ」と簡単に言ったけれどほとんどの植物は多かれ少なかれ「有毒」がふつうだと考えておく方が無難です植物も昆虫などの食害に対して自分を護るための策として毒が必要だからです毒の無い(あるいは人間に対して弱い)植物を「野菜」というと前に教わったことがある日本ではイネ科マメ科の植物は種類も数も多い風土に合っているのだろうと思う