
V.S.O.P ってなんのことかいな?じっと画面を見ていると・・・突然ひらめいたのではないでしょうか。そうです。なにか金魚鉢のようなものの裏側に、逆文字に書かれている文字らしきもの。そうすると、これは金魚鉢ではなく、ブランデーグラスなのかも知れません。
後ろはナニかな?ピクルスの瓶が並んでいる、と言うと「ん~ン、Ох, Боже、そう言われれば、瓶の中にレンコンらしきものとか入っていそうだし」でしょ。じゃあ、手前のピンク色は何だよ、と少し唇が尖ってくるのを感じます。―「酔芙蓉」です。いや~、全然そうは見えないよ(下手くそだなあ)っていう人もいるでしょう。作者でさえ半分はそう思っているんですから当然です。
グラスには水らしいものがあるが、少なくともブランデーではない(色が)。酔芙蓉が酔うにはアルコールは必要ないのか、あるのか、酔っているのはおまえだろう、なんて妄想を逞しくしていただければ嬉しいが、ここでは画面上の個々のアイデアがまだうまくつながっていない、というか、考えがまだ浅いってことが見えています。じゃあ、どうしたらいい?というところから、この絵は再出発します。
али、何となく絵になりそうな予感があります。ほろ酔い程度に。