
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。たくさんの年賀状を頂きました。ありがとうございます。maar、私は今年は1通も出せずじまい。申し訳ありませんでした。
12月に入ってすぐパソコンが壊れて修理に出し、年内には修理出来てきたのですが、既に私は24日には下北へ父の様子を見に帰っており、今年の年賀状はやめてしまいました。25日から1月4日まで11日間毎日父の病院へ介護?の手伝いに、山道を越え車で片道1時間から1時間半かけての病院通いをしました。
8月の手術、11月のリハビリ病院への転院と今回の転院と3つめの病院ですが、そのたびに一つずつ出来なくなってきています。手術直後はちゃんと話もでき、自分の名前も生年月日なども正確に答えられたのが、次の病院では話が出来なくなり、家族を認識できなくなりました。今度の病院ではもう食べさせて貰ってさえ食事もままならず、痩せていく一方です。身体も硬直してカチカチ。リハビリ専門病院なのに???と思いましたが、とにかく食べなければそれで終わり、と自分の仕事を昼食だけでもしっかり食べさせることに絞りました。家族のできることはわずかです。でも家族でなければできないこともあると感じた11日間でした。
慣れない雪道も初めは恐々でしたが、慣れてくるに従い周囲を見る余裕もでき、山道のテラテラと光るアイスバーンのドライブも楽しめるようになりました。何より、汚れていない雪の美しさ、風で粉雪が舞い、道か雪原かの見分けがつかないような雪の表情の美しさを毎日見られたことは、とても私を元気づけてくれたのです。寒気に澄み切った空気の清々しさ。何だか忘れ物を取りに帰ったような気持ちになりました。
下北では咳をしている人を一人も見かけませんでしたから、風邪のことなどすっかり忘れていましたが、昨日(5日)夕、新幹線で大宮駅に着いたとたんの大勢の咳の人々。ああ、ここには風邪があるんだった。そんな気持ちと、美しい雪景色を心の中に大事にしまいこみながら、今日からまたこの中で自分は生きていくんだと感じながら帰宅しました。