技法を併用する

          「5つのプラム」  紙、أكريليك、درجة الحرارة

前回の「水彩+テンペラ」を「アクリル+テンペラ」に展開してみたプラムの赤以外はほぼアクリル絵の具プラムの赤だけはアクリル絵の具では満足できなかった

アクリル絵の具をこれまでも使ってはきたが多くの場合は時間が無い時のラフなイメージ・スケッチだけに使用仕上げることもなかったしアクリルの上に油絵の具を乗せたりもしてこなかったこれをきっかけに「水彩+アクリル+テンペラまたは油彩」を進めてみよう水彩と油彩の併用の絵はとても珍しいが見たことはある

油絵のひとたちがアクリル絵の具に抱く不満は「瘠せ」描いたときはふっくらしていても乾くにつれて瘠せてくる乾燥に伴って水分が抜けていくからだ油絵具の乾燥は水性絵の具と違い水分を飛ばすのではなく酸素と結びつく化学反応(酸化)によるもの絵の具中の分子が酸素と結合して硬化するので「太る」のである
 「太る」ことで油絵具の重厚感リッチ感が得られる

テンペラは水分を飛ばして乾く乾燥と油との化学反応による乾燥との2ウェイ方式さらに油絵具ほど油分がないので酸化による黒ずみがない色彩(顔料)の純度が高いので極めて鮮やかでかつ乾燥後は耐久性もある。فقط、毎回下地処理が必要だし絵の具を手作りするという面倒くささがある併用技法を展開するということはいいとこどりをすると言う意味にもなるできれば楽しみだしたぶん上手くいくはず