欠点

「Apple」  2019.12 F6  tempera

「欠点」ってなんだか恥ずかしく隠したいことのように思えます。પરંતુ、どうやらそうでもないようなんです

皆さんはテストで「満点」をとったことがありますねニコニコしてうちに帰り親に見せましたね親もニコニコしておかずがちょっと増えたりしてそれできっと「次も満点をとりたい」と思いましたね

ところが決して勉強をサボったわけでもないのに次からはなかなか満点は取れなかったでしょう他の子だって満点をとって親のニコニコ顔を見たいしおかずも増やして欲しいと思っているからです先生だって毎回毎回全員が満点をとったら不安です「私のテストの作り方がおかしいのかしら」悩みすぎて自殺してしまわないためにはテストを難しくするしかありません(テストをしない方法もあるのですがこの国ではテストでできるだけ子どもを苦しませこんな苦しい思いをするくらいならもう勉強なんかやめて働くのがいいさと思わせて労働人口を確保しようという政策で学校を運営させているのです先生も公務員である以上逆らえば国に人質にとられている自分の子どもと一緒にホルムズ海峡へ送られてしまう危険性があるのです)(冗談ですよ念のため)

そんなことは子どもでも知っていますからそこは阿吽(あうん)の呼吸で適当に平均点以下だったりあと少しで満点だったり操作をしましたね先生も自殺せずに済み「惜しかったね」「今度は頑張ったね」と気楽に褒めてくれたと思います子どもが本当は親や先生より賢いことは子どもなら誰だって知っています

「欠点」というのはそんなふうに周りを平和にするものなんです自分よりかけっこの遅い子がいる方がみんなは安心だったじゃありませんかそしてその子に優しくなり「一緒に練習してあげるよ」と言ったはずですかけっこで一番遅い子になるのが心配ですか?戦争中かけっこで一番になるような子は日の丸の旗1本持たされて遠いジャングルに送られそこで機関銃や飛行機に追われて走り回り、75年経ってもいまだに帰ってこないじゃありませんか

「欠点」があって初めて人は物が見えるようになります欠けているところから世界が広がるのです「満点」のような人間になってごらんなさい目が塞がっているのと同じです自分の影すら見えないから威張りくさり他人を馬鹿にするのが当たり前になってしまいます欠けた穴から自分の影をよく見時々その穴から世界へ出入りするのがいいのです

દ્વારા પ્રકાશિત

ટકાશી

Takashi の個人ブログ。માત્ર ચિત્રો વિશે જ નહીં、હું દરરોજ શું વિચારું છું、તમે જે અનુભવો છો、思いつくままに書いています。આ બ્લોગ ત્રીજી પેઢીનો છે。はじめからだと20年を越えます。 20231લી જાન્યુઆરીથી、હમણાં માટે, મેં ફક્ત બેકી સંખ્યાવાળા દિવસો પર લખવાનું નક્કી કર્યું છે.。今後の方向性その他のことはぽつぽつ考えて行くつもりです

એક જવાબ છોડો

તમારું ઇમેઇલ સરનામું પ્રકાશિત કરવામાં આવશે નહીં. જરૂરી ક્ષેત્રો ચિહ્નિત થયેલ છે *