夢と絵のあいだ

習作 M8

夢うつつに絵のことを考えている

「色彩は迷路だ」という声がする同時に数枚の絵がスルスルと目の前に現れて実例を示すなるほどそうか今度は色のない素描のような絵だけが現れ「でも色があると楽しい」というそれもそうだ

いつのまにか夢は終わり現実(まだ横になったままだが)の作品のことに意識は移っている夢の中の絵は記憶の中にはっきりと残っている