よく判らないこと

クロアゲハ  近隣西公園にて  20110

今日は雨の中を北浦和の近代美術館で開催中の埼玉県展を見に行ってきた久しぶりの顔を何人か見られたのが絵を見るより嬉しかった絵を描く人に会うと皆仲間のような気持ちになる今日お会いした皆さん元気でまたどこかでお会いしましょう

最近中央で活躍中の作家が県展に出品する例が目立つようになってきたそれ自体は歓迎する事柄だがごく普通の一般出品者から「レベルが高くなりすぎると私達の勉強の場が無くなる」との声も聞くどちらがいいのかあるいはどの方向を向くべきなのか県展もそろそろ考える時期なのかも知れないな

帰宅すると菅総理大臣の不信任案否決のニュースで持ち切りそれも大差で否決とはあの騒ぎは何だったのかよく判らない直前の鳩山氏との会談も内容もその後の食い違い騒ぎも何なのかよく判らない要するにどんな理由をつけようと政治家にとって震災も原発事故も単なる政争の具に過ぎないってことだけはよく判った

去年の今頃散歩中に巨大なクロアゲハを見て思わず写真に撮ったのが上の写真さすがに両の掌を開いたほどとは言えないが向こうから大きなハンカチが風に舞って来たのかと一瞬思ったくらいのサイズではあった何故かちょっと感動大きいからなのかよくは判らないがこれも一種の自然の恵みだと感じたのかな

本当は自分のことが一番よく判らないとつくづく思う最近特に人のことがよく判らないなんてだから当然と言えば当然なのかも判っていると思っていることが本当は全然判っていないと気づくのは恐ろしいだからわかったと思いたくなってしまうわかることはいいことだと単純に思いこんでいること自体わかっていない証拠なのかもしれないな  2011/6/2