カプセル

Capsule f4 Mixed-medium

「新生」への手探り?

どんな動物でも植物でも、間近によく見ると、不思議で美しいものだ。人間も同じだが、あまりに傲慢で辟易するようになってきた(それでもやはり面白く、描かざるを得ないモチーフだが)。

最近は美人、美男(もともと興味はないが)より、グロテスクなもの、野性的なもの、動物的なもの、巨大なもの、拒絶的なもの、神的なもの、そしてそれがすべて一つになった、新しい生き物、「新生」を描こうとしているらしい。自分でも、まだ掴めないでいる。そこが面白いのかも知れない。

※グロテスクなものと美しいものとの間には、違いなど全くない。その時々の基準とそのずれ幅の違いだけ

シェルターの花(その2)

シェルターの花 f6 Mixed-medium

претходна варијација。У основи, има симетричну структуру (лева и десна симетрија).、шта ти мислиш? Погледаћу то неко време。у пустињском песку、Ноћна роса! Песак се упија и стврдне у конзистенцију налик цементу.、Феномен стварања прелепог облика цвета руже је добро познат (имам и неколико)。онако、Након што је покупио песак、Цвеће избија изнутра。Таква слика。Сам песак је склониште、Да ли је капсула двоструки механизам за самоодбрану?

シェルターの花

透明カプセルの中の花
シェルターの花 f6 mixed-medium

2010年暮れに「シェルターの男」という題の作品を5、6枚続けて描いた。初めは防波堤型のコンクリートのような壁の内側に立って?いる、男だった。そのうちシェルターの形が、少しカプセル状に変わってきた。そこへ今度の大津波と原発事故!何ですか、この恐ろしい一致は!

カプセルのヒントは花粉症の人のためのアイデア、宇宙服の顔部分のイメージ。なのに公開の時期によって、この絵は放射能を暗示していると多くの人が思うに違いない。以前、山から元気よく真っ赤になって下り降りる雲のシリーズを描いた。そしたら雲仙普賢岳が爆発し、絵とそっくりの火砕流が毎日テレビで報道され、私はそれを見て描いていると、殆どの人がそう思ってしまった。それより何年も前から描いていたのだが、テレビの力に吹き飛ばされてしまった。表現の力不足だった。

今回もそうなるかもしれないが、これはあくまで私のイメージ。実際の花のスケッチや、高山の厳しい気候に対応する植物の驚くべき機構など、いろいろなものを組み合わせて、実際に在っても不思議ではない存在感として見せたいという思いは、人間だか鬼だかわからないような「男」の存在感と同じ。今回はもっともっとイメージを練り上げ、テレビに負けない表現力をつけたいと思っている。